Kindle の書籍を試す

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Kindle Store


本日オープンした、Kindle ストア。日本の書籍を早速買ってみた。

まず書籍の購入プロセスについて。電子書籍の購入には、端末の登録が必要になる。 Kindle アプリケーションを登録していない状態では、電子書籍を買うことはできない。「アプリをダウンロードして登録して」という画面が表示されている。

そこで閲覧端末としては iPhone 5 を登録。iPhone 側でアプリをダウンロードしてユーザ登録する。自分の場合、米国の Kindle のアカウントを持っているので、それを登録したところ、従来通り米国 Kindle で購入した書籍がリストアされる。が、この米国のアカウントで日本のアマゾンにログインすることは出来ない仕様のよう。Kindle アプリは複数のアカウントに対応していない。なので、日本の Kindle ストア用には日本のアカウントで登録することにする。

次に購入画面。今のところ、購入は「 1-Click 」のみとなるよう。なのでクリックすると購入プロセスが完了してしまう。通常のアマゾンの購入プロセスとは違う(ワンクリックを使っていない場合)ので注意する必要あり。

インサイド・アップル の場合、紙の本の価格は1,680円、Kindle では1,143円と、32%オフとなっている。スティーブ・ジョブズ I では、Kindle 価格のみ表示の1,995円。紙の書籍と同価格。前者の販売は販売者が Amazon Services International, Inc. となっている。これがアマゾンが価格をコントロールするモデルで、後者は販売者が講談社となっていて、これが出版社が好きな価格で売れる販売代理モデルのよう。

例えば、這いよれ!ニャル子さん: 1 は Amazon Services International, Inc. 扱いで、450円、29%オフだ(笑)。そりゃ、こっちを買うよね。

で、実際にインサイド・アップルを買ってみた。iOS の Kindle アプリケーションの場合、フォントサイズ指定、バックグラウンドと文字色のセットなどが指定できるが、この書籍もこれらは対応している。出版社指定のフォントがある場合はそれを選択したりできる。この書籍は章立タイトルのみ横書きとなるが、まぁリフロー型の通常の電子書籍という感じ。

で、この書籍の場合、検索は出来ない。これでは魅力半減だ。たいていの書籍は「無料サンプル」を提供しているので、それで確認するといいかもしれない(とはいえ、この試し読み、今日時点ではうまく動かない時があるみたい。というか全部失敗してます)。

あとは専用端末を買うか、という感じですが、まぁ、手元に iPad もあるので、とりあえず iPad mini を待つ感じです。「電子書籍はアマゾン」という人は増えるだろうなぁ。なんなんでしょうか、安心感、ですかね。

U.S.アカウントとの統合ですが、Twitter の @yep さんより情報をいただきました。U.S.Amazon の Manage Your Kindle 画面のトップに、Amazon.co.jp とのライブラリを統合するボタン(consolidate libraries)へのリンクがあります。これで統合できるみたいです。私は処理に失敗していて、現在、ヘルプデスクに問合せ中です。U.S. アカウントを持っている人は試してみて下さい。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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