iTunes Match 日本上陸:最大の恩恵は iPhone の容量節約?

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iTunes Music Match

米国から遅れること2年、iTunes Match が開始されました。年間 3,980円の有償サービス。iTunes Match はカンタンに言うとクラウドに楽曲データを預かってくれるサービス。iTunes で購入した楽曲だけでなく、手持ちの楽曲についても 256Kbps AAC(DRMフリー)で25,000曲までクラウド保存できるようになります。

現在、iTunes Store には3,700万以上の楽曲があるとのこと。iTunes Store のライブラリにマッチする曲があれば、それが管理データとなり、iTunes Store にない楽曲はローカルの楽曲データをアップロードしてクラウドに保存することになります。最大のメリットは自分の楽曲ライブラリ全体をクラウドに保存するので、いつでもどこでも、どのデバイスでも自分の楽曲ライブラリにある曲を聴けるようになる、ということです。

現在、手元の iPhone にはミュージックのデータが 3,277曲 25.6GB ある。iPhone の空き容量は常に1GBを切っている状態で、ミュージックデータが iPhone の容量を圧迫しているのは明らか。これをクラウドに移せば、かなりの容量を節約できることになります。実際、iTunes Match の最大のメリットはこれなのかな、と思います。MacBook Air などのモバイルPC からもフルライブラリにアクセスできるのも便利です。

iOS デバイスでは iCloud にある楽曲を再生する時と同じ動き、つまりはストリーミングではなく、ダウンロードするように見えます。なので、どんどん iPhone にたまっていきます。ただ、iPhone のミュージックアプリから個別に楽曲を削除することは可能なので、iPhone の容量が常に一杯、という人にはいいかもしれません。

また、手元にある楽曲データが 256Kbps 以下のデータの場合は、Apple のライブラリにある楽曲データに置き換えることが出来るメリットもあります。

アップロードする楽曲データの容量は iCloud の容量カウントはされません。オリジナルのカバーアートやレートを入力していたり、タグを編集しているケースもちゃんと編集結果が残るそうですが、歌詞は消えるとのこと。iTunes Match アップデートで解消しないかは連休中に試してみようと思います。

ちにみに米国の iTunes Match は年間 24.99ドル。日本では著作権料がずいぶん高いみたいで。

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5/3 一晩放置しましたが、5544曲をスキャンしました、というあたりで止まってます。サインアウト&サインインでも改善せず。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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