衝撃&絶望 : Allihoopa のサービスが来年1月17日でクローズ

Allihoopa is closing down

ョッキングなニュースが。音楽制作ソーシャルメディアの Allihoopa2019年 1月 17日でサービスをクローズすると発表 しました。利用ユーザにはなんらチャージせず、資金は主にスポンサーシップでサービス運営していたと思われますが、非常にアクティブで一定の規模のユーザベースを確立しているサービスなので、かなり影響が大きいです。

Allihoopa は音楽クリエーターのための SNS で、SoundCloud が完成した音源をアップロードするのに対し、Allihoopa は特定の DAW のプロジェクトを一緒にアップロードすることが可能で、リミックス・リクリエーションを原曲と結びつける INSPIRED 機能など、Allihoopa にしかない機能が光るサービスとなっている。実際、自分が作曲した楽曲が、海外の見知らぬクリエーターに全く違った雰囲気のミックスで編曲されたり、かなり刺激的で面白いサービスです。

サービスクローズの詳細

発表された内容は下記の通り。詳細はAllihoopa is closing down を参照。

  • Allihoopa は 17 January 2019 にサービスをクローズする。
  • アップロードした楽曲は Mixtape としてダウンロードできる機能を提供する(既に利用可能)。Mixtape には、アップロードした楽曲、アートワーク、アクセス数やコメントをアーカイブしたもの(ローカルにダウンロード/もしくは Dropbox に保存できる)。
  • Allihoopa のサービスは閉鎖され、Allihoopa アプリも提供終了となる。
  • サービス終了後はすべての音楽やコンテンツ、アカウントは消去される。
  • Allihoopa が提供する TAKE / Figure アプリについては新しいオーナーを探しているが、かなわない売提供を終了する。
  • Allihoopa は事業を維持できず、閉鎖される。
  • KORG Gadget, Soundtrap などの連携ソフトウェアはそのまま使い続けることができるが、Allihoopa 連携機能は機能しなくなる。
Allihoopa Mixtape

楽曲をアーカイブする機能が提供されている

サービス閉鎖の影響、新たな売却先はないのか?

もともと Allihoopa は Propellerhead の一部門としてスタートした。その後、Allihoopa という別の事業体となり、Propellerhead Reason や KORG Gadget などアプリケーションから直接、Allihoopa に楽曲とプロジェクトファイルをアップロードできる機能を実現し、熱狂的なファンに支えられるサービスとなった。日本のユーザもかなりの数がおり、アクティブなコミュニケーションが行われている。

一方で現時点でもユーザに対し一切の課金モデルを提供しておらず(広告も貼らず)、「どうやって食ってるんだろう」というサービスではあった。現在の Propellerhead の様子では支援にも限界があり、オフィシャル連携アプリケーションを提供しているディベロッパー(KORGとか)も買収には乗り切れず、という感じだったのだろうか。

似たービスに Native INstruments が買収した Metapop があるが、機能・コミュニティともに、Allihoopa に遠く及ばない。どこか救済買収してもらえないものか(そう思って、速攻で記事にしてるんだけど)。

allihoopa @waveformlab

[email protected] LAB のページ

個人的にも作った楽曲がオフィシャルアカウントからピックアップされたり、何より、作った楽曲がリミックスされたり、コメントをもらえたり、また気になる曲があったら自分のアイデアを追加してドロップ(リミックスしてアップすること)したりするのは、何にも代えられない素晴らしい体験だ。

KORG Gadget を使うモチベーションがモロに Allihoopa だった。Allihoopa でユーザが聴いてくれたり、気に入ったらリミックスしてくれるから Gadget でなければならない。楽曲やプロジェクトをアップする前提がないのなら、使いやすい優秀な DAW なんて他にもあるあし、KORG の音源だって KORG Collection でプラグインで使えばいいんだから、Gadget で作る必要がなくなってしまう。

 

波形研究所長
波形研究所長

ホント、コルグさん、なんとかなりませんかね。

 

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