UVI が新しいシンセサイザー音源、UVI PX SUNBOX を発表した。シンセ好きなら印象に残っていると思うが、ドイツの JoMoX が 1999年に発売した SunSyn を再現したシンセサイザーだ。
UVI PX SUNBOX
JoMoX SunSyn、よくお店で見かけたものの、スペックはあまりよく覚えていなかった。SunSyn は、8ボイスのデジタルとアナログハイブリッドのポリフォニックシンセサイザー、マルチティンバーで鳴らせる優秀なシンセサイザーだ。アナログフィルター、4096種類のパッチングが可能なモジュレーションマトリクス、MIDI CC の完全対応と、当時ではかなりハイスペックなシンセモジュールだった。
JoMoX SunSyn にインスパイア(実際にはサンプリングしているから再現音源)された UVI PX SUNBOX は、状態の良い SunSyn をマルチサンプリング(4.88 GB FLACロスレス圧縮済、非圧縮 WAV サイズは8.98 GB)されたものだ。サンプルに UVI のサウンド合成技術が組み合わさったものとして考えていいんじゃないかな。
実機にあったモジュレーションマトリクスなどは見当たらないが、EQ / Drive / ENSEMBLE / PHASOR / DELAY / REVERB などのエフェクト、STEP シーケンサー・アルペジエーターは内蔵されている。
「シンセサイザー音源はたくさん持っていても仕方がない」と思っていて、「出音がすべてだよ」なんて考えているんだけど、単なるアナログシンセサイザーではなく、デジタル波形を収録しているので多彩な音がでるよう。
リンクをはっておくのでぜひ出音を聴いて欲しい。特に 某ヤマキ氏のデモソングがめちゃカッコいいです。
7/12 までは割引販売
PX SUNBOX は 7/12 まで、-37.9% オフの $49.00 で販売される。結構時間がないな(笑)。まぁ、サウンドでも聴いてみてくださいましー。
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