週末はばっちり休んでいます。さて、やっとのことで今週発売された Daft Punk の新作 Human After All / Daft Punk を聴くことができました。前作の Discovery に比べると、 Homework に近い感じ。
今思えば Discovery はフロアミュージックとしては、メロディアスで(ロボット風ではあるもの)歌モノの曲が多かった。 Digital Love 、Something About Us のようなラブソングもハウスミュージックでは珍しかったし、 INTERSTELLA 5555 でアルバムが一連の映画となったことから、曲を聴いていてもヴィジュアルを反芻できるのも画期的だった。ちなみに、あの切なさがたまらない Something About Us の PV には松本零士のアニメーションのほかに、アンドロイドルック(NTT Docomo Premini にも出演)の Daft Punk が出演している実写版が INTERSTELLA 5555 の DVD に収録されている。ただ本人達が映っているだけなんだけど、顔の部分のダイオード表示がどーなってるのかはよく分かる。よく出来てる(笑)。
で、本作は先にも書いた通り、Homework のその後という感じ。ロボットな感じだし、「コンプかけ過ぎ」という部分もある。歌ものは姿を消したが、切ない感じの曲もある。結論としては Human After All というより、Daft Punk After All という感じか。 Discovery ではナイ。ベテランといってもまだアルバムも3枚目だ。しかも前作が洗練され過ぎていたのであって Daft Punk の楽曲数が増えるという意味合いでは満足。ただ、Daft Punk 初体験なら INTERSTELLA 5555 から行くべき。
Daft Punk は PV も凝っているのでニューアルバムも早く映像が見たいところ。日本のレコードメーカーのサイトを見る限り、シングルの Robot Rock の映像も面白そう(アンドロイドだったと思うけど、モビルスーツって書いてあるぞ、そうなの?)。