VAIO pocket – VGF-AP1 が発表されました。20GB のハードディスクを採用した ATRAC3/ATRAC3plus プレーヤー。スタミナ20時間というのがソニーらしい。SonicStage を使い、mp3 や WMA もすべて ATRAC3 に変換してしまうらしい。このやり方、どっかもやってるね(笑)。
なんかごっつくて難しそう。操作インターフェイスがどうも直感的でないというか。SonicStage + VGF-AP1 という組み合わせは iTunes + iPod に遠く及ばない気が。195g という重量も結構重い(iPod は 158g だ)。う−ん、なんか違和感が。
これが本当に iPod キラーだとしたら、VAIO なんて名称は使わないと思う。ハードディスクビデオプレーヤー PCVA-HVP20 同様に、VAIO ワードルドの周辺機器という感じがする(実際そうだが)。 iPod は女性のユーザも多い。あのルックスとカンタンな操作性がパソコンが趣味のようなユーザ以外を惹き付けているのだ。まさに「パソコン<音楽」の構図であり、iPod が訴求する先はパソコンファンではなく、音楽ファンだ。
そんなの SONY も分かってると思う。SONY が本気で iPod キラーを作ったら、こんなものではないと思うのだが。うーん。それとも発表にあったように SONY は AV を VAIO ネームでやるつもりなんだろうか??
コメント
http://www.watch.impress.co.jp/… PCからVAIO pocketを外すときは、例によってWindowsのデバイスの停止を行なう必要がある。
なんだか凄いプレーヤーのようで。
http://www.itmedia.co.jp/… 基本性能の高さが光る「VAIO Pocket」
なんて持ち上げられていますが、ASAHI パソコンのレビューを読むと
曲のリスト表示に10数秒、曲の先読みをしないために曲間が3-5秒と
とんでもない基本性能の低さがレビューされています。
PS X もそうでしたが、発売前は好感触なものの、発売後は全く話を
聞かなくなる商品が最近のソニーには多いような。VAIO Pocket は
やっぱりパソコンの部隊が作った商品だから?
最近の SONY は何かと迷走してますね。それが如実に業績に反映されているように思います。
まさしく音楽好きならiPodでしょう。VAIO pocket はVAIOユーザー向けですね。社内にも熱狂的なソニーユーザーが数名いるのですが、昨日の発表を見てアップルストアで1クリックしていました。音楽を“楽”しむ感じはiPodの方が感じられますしね。ソニーとしてはMP3フォーマットはアイワブランドで売る方が都合が良いのだと思います。