ここのところ学術書みたいな本が多かったのですが、今年のテーマである音楽もガンガンにフォーカスしたいと思っています。来月、ポリスが来日しますが、それにあわせてか、アンディサマーズの自叙伝、「アンディ・サマーズ自伝 ポリス全調書」(Amazon)が発売されました。なんか、映画化もされるそうです。
僕は父がアメリカのロックをよく聴いていたからか、(対抗心で)ブリティッシュロックが好きで、ロンドンへの憧れも強かったのですが、クラプトン、ベック、ヘンドリックスなどのロックギタリストが活躍した時代は「もう伝説な街」なんて思ってたもんです。アンディサマーズがキャリアをスタートさせたのはちょうどその時代。当時のサイケやブルースな時代の匂いがプンプンです。
途中まで読んでいるところですが、アンディの半生のほか、ポリスの結成から解散までが網羅されているということで、楽しみです。アンディはほかの二人より全然キャリアが長いんですね。
ポリスのファンにはお薦めです。
コメント
タイトルの「ポリス全調書」というのは日本版の売らんがためのタイトルですね。確かにポリス解散劇についての記述として、当事者の側からはっきりした記録になった文書はこれがはじめてだと思います。が、ポリス参加云々については、ページがだいぶ先になってからのことですし、アニマルズの一員だったときのエピソードも面白い。「ある英国人ギタリストの半生」みたいな読み物として味わったほうが良い気がしました。なんせサマーズがポリスに参加したのは35歳。あのバンド自体は結局、「かなりキャリアのあるベテランバンドマンが(トンがっているふりして)売れ筋をはっきり狙ってつくったバンド」だった、ということですね。もちろんそこらへんがポリスの魅力だったわけですが。
確かに覚え過ぎ(笑)。日記書いてそうではありますね。写真家の活動はやっぱりあの程度だったのかという感じ。
サマーズが中古で売ったレスポールで有名になってしまった、エリック・クラプトン。英国の音楽業界、繋がっていますね。しかしこの記憶力はものすごい。やはり日記をつけていたのか?>アンディー。