続報 Bellami HD-1 撮る楽しさを追求するカメラ(フォーカスもマニュアル)

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Bellami HD-1

2月27日記事「チノン 8mmシネカメラ復活か?レトロなガングリップ型ムービーカメラ Bellami HD-1」で伝えた、Bellami HD-1正式に発表されました。いやーこれ、想像していた以上に骨のある、頑固で尖ったムービーカメラのようです。

オールドレンズマウントだとか、1/3型 MOSセンサーだとか、ホームページにスペックはいろいろ書いてあるが、なんといってもこのカメラ、「フォーカス及び絞りの調整は全てマニュアル」ということ。オートフォーカスが付いていない。今時、こんなカメラあるのかと思いきや、オートフォーカスはないが手振れ補正機能はある。 絞り優先自動露出など露出コントロールは Auto もあるがマニュアルも可能だ。

オートフォーカスがないから常にレンズでピントを合わせなければならないし、絞りも調整しなければならない。画のどこにピントをどこに合わせるのか考えなければならない。要は、シーン記録用のビデオカメラではなく「録る楽しさ」にフォーカスしたカメラだということ。

今のビデオカメラのような大型ディスプレイもなくファインダービューのみ。常に覗け、ということだ。ホワイトバランスは15種類、「モノクロ」「セピア」の2種類のカラーフィルター、アートフィルターのようなカラーイリュージョン、10FPS/15FPS/30FPS での撮影も可能。

最初期の映画(16FPS)や8mmフィルムの映像(18FPS)に近い15FPSでの撮影が可能。オールドレンズとフレームレートを組み合わせることで、デジタル補正によって作られたものとは決定的に異なる、本物のレトロな映像を撮影することも可能です。その他にも、コマ送りのような映像が撮れる10FPSや、一般的な30FPSにも対応しています。

レンズもクラシックレンズが使える。

続報 Bellami HD-1 撮る楽しさを追求するカメラ

Bellami HD-1はレンズ交換式のフルHDカメラです。付属のCHINON LENSだけでなく、各種マウントアダプターを装着することで、世界中に無限に存在する様々なレンズを使用することができます。

カメラが最も熱かった時代、世界中のメーカーが「最高の画質」を目指して作り上げた個性豊かなレンズたち。現代のレンズとは決定的に異なる味わい深い描写は、熟練のカメラマンには懐かしく、新しい世代には未知な衝撃となるでしょう。Bellami HD-1は、現代と過去のテクノロジーを融合し、新しい夢を創り出します。
※Dマウントは本体に付属。別売りにてCマウント、M42マウント、CSマウントがあります。

録る側に徹底して「撮る意識」を迫る仕様。天の邪鬼というか頑固というか。いろいろ便利に使えるカメラが多い今日にここまで尖ったカメラが出るもんだなぁ、と。

公開されているムービーサンプルではイマイチ個性が分かりにくいので実機レビューが待たれます。ここに少しあります。

いやいや、ヤバいの出ました。これ欲しいです。

  • ダイキャスト合金ボディ。
  • 意外に小型です。本体のみ(レンズなし)9.6cm x 9.5cm x 3.3cm (W x H x D) 260g。
  • グリップは外せます。
  • ファイル形式 MOV(H.264/AVC、AAC)。
  • USB 2.0(ちょっと残念)。
  • 1/3型 210万画素 MOS型イメージセンサー。
  • ラインの入出力あり。HDMI もあり。
  • 付属の充電池で80分撮影可能。
  • SD、SDHC、SDXC カード(128GB まで)が使用可能、8GB/class10 で1080p/30fpsで80分録画。
  • 価格は、税別 85,000円。



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呼称が同じマウントレンズでもピッチ等が合わないものがある可能性がございます。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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