ビックカメラ Suica カード

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普段、ビックカメラ Suica カードを多用しているのだが、今日、ビックカメラ Suica カード「2つの重要なお知らせ」というメールが届いた。内容的には実に残念なお知らせ。

ポイントは

  • 2009年9月1日より、ビックポイントからSuica部分への入金(チャージ)する際の交換レートが悪化する。1,000 ポイント → 1,000円チャージが、1,500 ポイント → 1,000円チャージとなる。
  • 2009年9月1日より、変換ポイントの受取りタイミングが早くなる。月末締めで翌月16日以降受取り → 交換受付日の翌々日以降受取りに。
  • 一般店でのビックカメラ Suica カード利用ポイントの付与率が変更。1% のビックポイント → 0.5% ビックポイント+ビューサンクスポイントが 1,000円につき2ポイント(0.5%相当)

まぁ、高ポイント付与制度が是正されるということです。現状では、

  1. ビックカメラで買い物(例:15% ポイント還元)
  2. ポイントを全額 Suica にチャージ
  3. 変換した Suica で再びビックカメラで買い物(例:15% ポイント還元)

というように信用創造効果があったのですが、今後は付与率がチャージ額換算 66% と大幅に減額されることで、ビックポイント→ Suica チャージという流れが全くの無駄になってしまいます。あららら。

現状ではビックポイントがビックカメラの購買に還元しない訳ですが、改訂により「ビックポイントはビックカメラで使えば良い」となるかというとそうではありません。信用創造効果がなくなるので「買い物をビックカメラに集約する」効果が薄れ、今後は「ポイント計算を除外してキャッシュアウトが最も小さい店舗で買う」、「要するに Amazon で買う」という流れになりそう。

ビックポイントは「パソコンを買って、ポイントでメモリ追加」などの用途に限られてしまうことになります。もちろん書籍などをビックカメラで買ってポイントゲットという流れはありますが、ビックカメラの購買はビックカメラにサンクされてしまうので、明確な買い物需要がない限り、ビックポイントを当てにして買うのはリスキーとなるのです。

とまぁ、残念だなぁと。カード制度開始初期に好条件で会員集めて、ということかなと想像したのですが、各種カードのポイント付与率の見直しをみると、過当競争にも限界がきたのかなと思ったり。大きな買い物は夏までですね。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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