Rhodes Mark 7 が銀座に登場

RECORDING

Rhodes Mark 7Twitter ではリアルタイムでお伝えしましたが、銀座の山野楽器に Mark 7 がやってきました。既報の通り、Rhodes Mark 7 の日本輸入代理店は山野楽器なのですが、やっと本店に試奏できる Mark 7 が登場した訳です(こちらが山野楽器の Rhodes 紹介ページ)。

展示されているのは73鍵のスタンダードSモデル、¥703,500(税込み)って、おいおいなんだこの高い価格は。山野楽器の価格表をみると、ミニマム構成が61鍵のスタンダードで¥577,500、88鍵のアクティブ+MIDI OUT 構成で ¥987,000。おいおいおい。ちなみに、Mark 7 の価格は本家サイトにも掲載されていないようですが、展示されている 73 Mark 7 S が希望小売価格 $4,999 あたり。高すぎませんか、山野さん?

価格で急激にテンションが下がる Rhodes Piano ですが、サウンドはバッチリ。久しぶりのローズピアノに感動です。ですが、 Mark 7 は左右で鍵盤の構成が違うんです。ちょうどこの位置で、上下にサウンドが異なります。右はクリックが入ったようなサウンド、左はノーマルなサウンドです。弾く強弱でクリックが出る訳ではなく、構造的に違った作りになっています(写真)。

前にスタジオで弾いていた Mark 2 はこんな作りにはなってなかった。右側の鍵盤はカチャカチャいう感じで、弾きにくい感じ。一番高い音は音量が小さく響いてない感じ。21世紀に作った新モデルというだけに、ちょっとがっかり。鍵盤の構造は Mark V を元にしている、と書いてあったけど、鍵盤の感触はだいぶ違うと思います( Mark V より重め)。

「左側の構造の鍵盤だったらいいのにな」なんて思うのですが、どっちみち買えません、この価格。ということで、 Rhodes を手に入れる企画は、また振り出しに。状態のいい中古を探さないとだめかぁ。やっぱり実際に弾いて買わないとだめですね。

あと山野楽器さん、店員が値段しか知らないのはまずいですよ。

写真1:右上の写真
写真2:ロゴ前
写真3:左右の鍵盤の分かれ位置
写真4:鍵盤の構造(左右で構造が違う)
写真5:シリアルナンバーの刻印。

RECORDING
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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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