「日本語が表示できないデバイスだと萌える」のは Newton の後遺症。だいぶ時間が経ってしまいましたが、先日キンドル( Amazon Kindle )の日本語化(日本語フォントを導入して日本語を表示させる、メニューの日本語対応ではない)を行ないました。
キンドル日本語化の情報を求めて彷徨うこともなく、しっかりと情報もハック手順も材料も揃っている yoshi’s blog(私の日常とテクニカルメモなど)を参考にさせていただきました。導入手順も注意点もこちらのサイトにまとまっているので、興味のある方は自己リスクで導入してみて下さい。
T5B での導入環境は、「Kindle Software Update Version 2.3」にアップデートしてから行ないましたが、特段問題は発生しませんでした。一応、過程を写真を撮ったので掲載しておきます。
ソフトウェアパッチをあてる。USB で接続してハックアップデートを送り込む。
ソフトウェアアップデート中のメッセージ。
ソフトウェアアップデートに失敗したが、気にしなくていいみたいだ。
リスタートするキンドル。この手順を繰り返す。
ハック後は、日本語をちゃんと表示してくれるようになる。手元のデータで試したところ、Kindle フォーマット、 PDF、 Webサイトともに日本語を表示できた。 PDF は日本語フォント埋め込みのものでないとダメなようだ。 Webサイトは UTF-8 のサイトのみ表示可能。日本語エンコードを変換するサービスを使えば完璧だが、そもそもキンドルのブラウザは非力で速度も遅く、スタイルシートにも対応していないので、こっちはあまり攻めてない。
ファイルメニューも日本語で表示できた。フォントも読みやすい。
Kindle フォーマットでの日本語表示。文字送りが面白い。
キンドルはデバイス自体、そんなに高スペックでないので PDF をパラパラ、サラサラめくれる訳ではない。レイアウトも固定の PDF は文字の拡大/縮小ができず、画面の拡大縮小がうまく動かないことから画面のロテイトぐらいしか逃げ道がない。
まぁ、キンドルのソフトウェアはこれからもアップデートしていくことで、機能も洗練していくのだろうが、スペックはギリギリのデバイスなので、あまり夢は抱かない方がいいかも。あくまで「本」なんです、という感じ。
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