オールドレンズの第2回は CANON FD 28mm F3.5 S.C. です。同じ 28mm でも F3.5 の方。このレンズは 3,000円で落札したものです。今回も撮影まんま、編集なしのデータを Flickr にアップしてみました。マウントの話や NEX でのピント合わせは CANON FD 28mm F3.5 S.C.の記事を参照のこと。
CANON FD 28mm F3.5 S.C.スペック
発売年月 | 1973年(昭和48年)3月 |
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発売時価格 | 26,000円 |
レンズ構成(群) | 6 |
レンズ構成(枚) | 6 |
絞り羽根枚数 | 6 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離(m) | 0.4 |
最大撮影倍率(倍) | 0.084 |
フィルター径(mm) | 55 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 64 x 43 |
質 量(g) | 250 |
出典:CANON CAMERA MUSEUM – CANON FD 28mm F3.5 S.C.
使いやすい 28mm、オールドレンズならではのピント合わせが楽しい
FD 28mm F3.5 S.C.はレンズカバーがなかったので、これも落札時に付いてきた Kenko SKYLIGHT 1B 55mm のフィルターを付けての撮影です。
ざっと180枚撮影した感じでは、ピントが甘い(腕が悪い)。撮影の基本操作は、撮影対象を大まかに捉えて、NEX-5T のマニュアルアシストボタンを押して細部をズーム、レンズでピントを合わせてシャッター、という流れなのですが、晴天ではモニターが見づらくピント合わせが雑に。景色は無限大一発にしてると、F値をあわせないとキリッとした写真になりませんね。このレンズも綺麗で曇りもなく、現代のレンズのような写りに。これは NEX の個性なので、NEX 側の設定を研究しないとダメですね。
風景画より近距離〜中距離の方が使いやすいかもです。F2.8 との使い分けは個性的にほとんど分からない程度。晴天での撮影の工夫をなんとかしなければ(途中からモニターの照度をあげたら見やすくなったり)。まだまだ研究が足りません。修行あるのみです。今度はもっとボロいレンズでも買ってみるか。
コメント
写真を拝見したところ
3.5の方は、線が細く立体感のある写りでポートレート向き
2.8の方は、線が細く無く、パッと見のシャープ感が高いレンズで、風景やモノクロ向き
と、使い分けの個性がありますね