最近購入した CD の中から、WORKING LIVE – Volume 1 / CARL PALMER を紹介。
EL&P のカールパーマーがスタートさせたソロユニット「パーマー」のライブアルバム。なんとギターをフィーチャーしたトリオ編成。EL&P の名曲がヘビーなギターによる演奏で蘇る。2001年7月イングランドのライブを収録。お薦めレベルとしては「EL&P のコアなファンなら持ってて問題なし」。EL&P 入門者は別のアルバムから始めることをお薦めする。TANK / L.A Nights が収録されているだけで僕は買った(笑)。
1. THE BARBARIAN(adaption from Bela Bartok’s“Allegro Barbaro”) / 未開人
2. THE ENEMY GOD, DANCES WITH THE BLACK SPIRITS(excerpt from“The scythian Suite”2nd Movement) / 邪教の神、そして悪の精の踊り
3. L.A. NIGHTS / L.A.ナイツ
4. TANK / タンク
5. BULLFROG / ブルフロッグ
6. TOCCATA(Adaptation from Ginastera’s 1st Piano Concerto,4th Movement) / トッカータ
7. CANARIO / カナリオ
8. DRUM SOLO / ドラム・ソロ
EL&P のメンバーがそれぞれ個性を発揮した作品集、Works というアルバムがあるが、正直、キースエマーソンとグレッグレイクのコーナーは聴くに耐えない(苦笑)。しかし、作曲、作詞という面で地味な存在だったカールパーマーのコーナーは実にスリリングで名曲揃いだ。このライブアルバムも Works のカールパーマーコーナーからの曲が多い。
Works がオーケストラ編成をベースにしているのに対し、このライブアルバムはギタートリオなので、同様のサウンドは期待できないが、ギタートリオと割り切れば「よくがんばっている」と思う。Volume 1 というので続編が発売されると思われるが、次回作ではライブ版のタルカスも収録される模様(こっちも買うだろうなぁ)。
なお、ギターは Shaun Baxter、ベースは Dave Marks 。知らんなぁ。 オフィシャルにもコーナー出現です。