ゴールデンウィークに机上・モニター台を作った。iMac の下の部分にハードディスクや USB ハブを収めて、机面をなるべく広く使いたい。既製品を探していたのだが、ちょっとマッチしない。既製品はおおまかにモニターを1台用または2台用乗せるサイズになっていて、モニタースピーカーを並べようとすると、モニター2台用をチョイスすることになり、これが横幅や奥行きが大きすぎたりと少し微妙な感じになってしまうのだ。
自分の机は 2年前に自作したものだ。
部屋のサイズぴったりに作った昇降デスクで、横幅が 136cm、奥行きが 80cm と少し広めの机だが、モニターを2台を置く広さはない。1台用だと小さすぎるし、2台用にいいものがない。
ならば作った方が安上がりでかつ、しっくり来ないか?と思った次第だ。
とても簡単に作れるモニター台
結論、モニター台を自作するのはとても簡単だった。要は、サイズぴったりの天板を入手し、ゴム足で支えてあげればいい。これだけ。実に簡単だ。
モニター台は自分の机ぴったりのサイズを選べば(もしくは切り出せば)無駄がないし、高さはゴム足を変えることで調整できる。モニター台が高すぎると首が痛くなるし、低すぎると収納効率が下がり意味がなくなるので、高さ設定が大切なのだが、これが事前に試しにくい。DIY でモニター台を自作するのはオススメなのだ。
天板を決める
モニター台のサイズだが、横幅は机と同サイズ程度でいい。奥行きが問題だ。奥行きが大きすぎると机の面積が減ってしまう。現在も占有されているハードディスクが入るくらいの奥行きでいい。既成品を参考に、iMac と YAMAHA HS5 のモニター設置を検討したところ、奥行きは 20 – 25cm が最適となった。
モニター台の天板は、机に合わせてアカシアに。少し明るい色なので、暗めのオイルステインで仕上げてもいい。横長の板1枚なので気が楽だ。
いつものマルトクショップでカットオーダーの見積をとるが、4,860円の板1枚に 2,640円の送料が痛い。探すとアマゾンにちょうどいいものがあった。厚み1.8cm 奥行22cm 長さ130cm とピッタリ。厚みが強度的に心配だったが、重さ約2.8kg との表記があったので大丈夫だろうと。実物も強度の高いもので撓むことなく、十分であった。
高さを決める
モニター台があまり高いと iMac の27インチ・スクリーンが目線より上がってしまう。高さとしては、ハードディスク 2台と、なんなら 1U のラックが入ればいい。ラックにある MOTU 828 mk3 を机上に持ってきてもいいかもしれない。5cm くらいで十分だ。市販品で 5cm ほどしかアップしないものはなかなかない。
ゴム足はこれをチョイスした。1つ 245円。高さを調節したかったら買い換えればよい。これを 4つ購入する。
オイル加工
送られてきたアカシア板は切り出しただけ、という感じ。2年前に使った Briwax をサクッと塗る。机の天板と違ってモニター台なので削ったりせず、サクッと。木目が美しく再現される。いいね!
組み立て(乗せるだけ)
組み立てといってもゴム足に乗せるだけだ。ゴムの足はモニタースピーカーの下あたりに置いてみた。
モニター台の使用前と使用後。存在を主張せず、自然な感じで仕上がった。なかなかだ。
しばらく使ってみてサイズを固定できれば、電源タップを内部に固定してもいいかもしれない。
MOTU 828 mk3 は設置したものの、なんと macOS Sonoma に対応していないようで、長く使ったオーディオインターフェイスが使えないことが判明(涙)。最近は外部オーディオをラインで録音する機会が減ったものの、オーディオインターフェイスがないとモニタースピーカーに出せない。
「オーディオインターフェイスを新しく買わなきゃかー」と思ったが、今年度にお迎えする楽器にオーディオインターフェイス機能があるし、それまでは机上のメイン機器である MASCHINE mk3 で代替しよう。
今回の制作費用は 12,354円。送料が2,420円かかったので、板を近くのホームセンターで切り出せば1万円未満で作ることができる。モニター台の自作、オススメです!
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