メモ:サーバを移転しました

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WordPress

さくらインターネットの さくらレンタルサーバ を使っているのだが、このたびサーバを移設した。さくらレンタルサーバスタンダードプラン同士という意味の薄い移設。理由は、新生さくらのレンタルサーバ(高速化) の登場。「おお!これは!」と思ったのだが、ポイントだけ説明するとこんな感じ。

  • PHPモジュールモードで WordPress 軽くなるよ(最大16倍)
  • nginx 導入したよ
  • ハード増強と SSD化で DB 高速化するよ
  • あなたのサーバは古くて高速化の恩恵は受けられない(サブドメイン www3701 以降のサーバならオーケー)
  • 高速化したいならプランを新たに契約して自分で乗り換えればいい
  • サーバ移設の機能(イメージ転送とか)はないし支援もしない
  • 初期費用+スタンダードプラン 1ヶ月分相当額を値引きするクーポンをあげるけど、2週間くらいで切れる から

ということだった。もともと、さくらが速いイメージはないし、最近は投稿更新した際にサーバエラーを返すことも多い。エラー 503 も毎日コンスタントに数百回発生しているので( Cloudflare を使ってだよ)、非常に面倒だが意を決して乗り換えた。

結論1:非常に面倒だった
独自ドメイン、Cloudflare 連携、SSL化と面倒なテーマてんこもり。単純な WordPress 移設より数段面倒、特に SSL へのリダイレクト設定をうまくはずせず、移設後に管理画面にアクセスできないのはまいった。最初は原因も分からず、DEBUG モードでもエラーを吐かず(あぁ、.htaccess がらみかな)時間がかかった。原因は Cloudflare の Page Rules だった。

結論2:Web 表示は速くなったが GTmetrix スコアは変わらない
Web Speed
結果がこれ。最初、気を失うかと思ったが GTmetrix スコアは変わらない。残念。もともと Cloudflare とキャッシュプラグインを導入しているので、スピード向上施策的には変わりがないからだ。が、赤枠の読み込みスピードをみて欲しい。Cloudflare は JavaScript / CSS / イメージはキャッシュしてくれるが、アクセス先の HTML はキャッシュしない。スマホでみていても体感的に速くなった感じがするけど、どう?

結論3:管理画面や処理は速くなった
WordPress の管理画面、投稿まわりの処理は激速になった。画像のメディア登録や投稿編集画面の表示は非常に速い。編集の手間が減る。初日の 503 エラーの出現数は 90%減少、エラー遭遇ユーザ数は 98%減少した。軽いのはいいことだ。

最終結論:大変さが分かってたらやらなかったかも
まぁ、苦労したのは事実だし目に見える恩恵もあまりない(爆速化が目的ならレンタルサーバ業者を変えることも検討すべき)。もう一回やるかと問われれば「いや、やらない」というのが正直なところだ。だけど、もうやっちゃったし、状況は良くはなったんだからいいとするかな(笑い)。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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