logicool Spotlight Presentation Remote – Mac で PowerPoint プレゼンをするならリモートクリッカーを使いたい

COMPUTER

logicool Spotlight Presentation Remote
Mac でプレゼンする時のツールの話。WAVEFORM LAB のブログで人気のエントリーのひとつが プレゼン:iPhone で PowerPoint をリモートコントロール。だいぶ昔に書いたエントリーで、PowerPoint のスライドコントロールを iPhone でやる、という内容。

でも時代は流れて、iPhone にはひっきりなしに通知がくる時代。Mac で講演をやる時に iPhone を使っているかと言われれば、現在はタイムキーパーがわりに使うくらいで、PowerPoint のスライドの操作は、専用のリモートクリッカーを使っている。先のエントリーと現実の差がなんか心苦しいので、現在の状況を紹介しておこうと思った次第。

実は logicool Spotlight Presentation Remote を使ってますの

Mac で講演すること、まぁまぁあります。研修講師とかもやることがあるので、1日がかり、総ページ 200ページを越える PowerPoint 教材もあるわけです。1日中、となると iPhone ではツラいですよね。バッテリーとか。昔より iPhone は大きいし。iPhone をクリッカーかわりにするくらいなら、iPad で PowerPoint を動かした方がまだ現実的。実際は MacBook とクリッカーでプレゼンしてます。

で、具体的に何を使ってるかというと logicool Spotlight Presentation Remote を使ってます。小さいのと、接続性、ロバストな動作の安心感、ちょっとしたプレゼン演出が嬉しいポインターです。申し訳ないが、専用ハードの信頼感はやっぱり頼もしい。

このブログはアフィ目的の製品紹介サイトではないので、このポインタのいいところ(シンプルなポインタだから悪いところは特にない)、経験した問題と解決法のみ紹介しておきます。

接続の信頼性・容易性

プレゼンテーションや講演時に一番気になるのが、接続の信頼性と容易性。現場で「つながらない」とかプレゼン中に「動かなくなった」なんてのが一番困る。例えばよくみる指輪みたいなポインターデバイスがあるけど、あれを使っている講演者の多くが「あれ?つながらない」とかやってる。とにかく辛い。あの体験だけはしたくない。

logicool Spotlight Presentation Remote は二種類の接続方法に対応している。USBレシーバー方式と Bluetooth 方式の二種類。個人的には USB レシーバーが安心感がある。まさにプラグ&プレイだし。USBポートを1つ占有してしまうが、MacBook の純正ディスプレイコネクタ、もしくは NOVOO USB3.0 TypeCアダプター ならば USB ポートも余裕があるので問題ない。

接続は仕様上は 20m を確保。安心感がハンパない。専用アプリケーションを Mac にインストールして使うのだが、安定して動作する。少なくとも、アプリやポインタを接続しなおしたり、再起動したりしたことはない。Mac のスリープ後の起動も問題ない。ちなみにポインタのバッテリー状態もアプリに表示されるので安心だ。

ボタンが少ない・形状がいい

logicool Spotlight Presentation Remote
ごてごてした機能はいらない。スライドを進む、戻る、ポインター機能だけで十分だ。Spotlight Presentation Remote はボタンが3つ。ポンタ、進む、戻る、完璧だ。ポインタは実際にレーザーを照射するのではなく、加速度センサーと専用アプリにより実現しているのだが、違和感ない。

また持ちやすく、形状も棒状なので、スライドを指し示す時も違和感ない。「なんか特別なモノを使ってるな」なんて、気を散らすこともない。

独特のポインタシステム

キーにいろんな機能を割り当てることもできるが、そんなものは使っていない。ただ、Spotlight Presentation Remote が人気のスポットライト型ポインタは使っている。スポットライトのようにポイントしている部分以外を暗く表示する強調機能。

スポットライト デモ

これはインパクトがあるので、「ここだ!」というところ以外には使わない。PowerPoint で作りこむのと違って、リアルタイムでポイント部分も操作できる。

たまに発生する事象と対策

このポインタを使っていて唯一「??」となった事象、スライド操作中に Expose(現在は Mission Control というらしい)が動作してしまうことがあった。スライドを画面外に退避してデスクトップを映そうとする動作で、最初はどんなバグなんだと思ったのだが、Expose のコンビネーションとぶつかっているのが原因だった。

Mission Control

ポインタを四隅に持っていくことでいくつかの Expose コンビネーションを設定しているのだが、これがポインタボタンを押した際にこのアクションをキックしてしまうようだ(正常動作といえば正常だけど)。意図せぬ挙動を避ける上でも、プレゼンの時は Expose をオフにするといい。具体的には、システム環境設定の Mission Control のショートカットを見直すこと、ホットコーナーをオフにするくらいかな。

この問題が解決してからはこれといって問題も発生していない。買うときに在庫的にゴールドしかなくてゴールドを使っているのだが、できれば、スペースグレー色がいいなと思う(プレゼンするときはたいがい仕事だから)。買いなおすことがあれば、この色にするつもり。

プレゼンや講演のゴールは、意図するアイデアを高濃度で伝え、記憶してもらう ことだと思っている。プレゼンターが魔法のように(指輪型デバイスで)スライドをめくったりするショーではない。派手なプレゼンはあっても、ツールが派手である必要はないと思うところ。

シンプルなポインターでの安定したプレゼン、これに尽きます。オススメです。

Logicool(ロジクール) ロジクール ポインター R1000SL スレート プレゼンター オンライン会議で使える プレゼン 充電式 ワイヤレス 無線 R1000 SPOTLIGHT オンライン 会議 国内正規品
Logicool(ロジクール)
¥12,980(2024/12/09 02:05時点)
【プレゼンをより上手く、解りやすく、スマートにする高度なポインタシステム】スポットライトの名の通り、オンスクリーンで拡大、強調表示(ハイライト)、ポイントアウト表示が可能
ロジクール ポインター R1000GD ゴールド プレゼンター オンライン会議で使える プレゼン 充電式 ワイヤレス 無線 R1000 SPOTLIGHT オンライン 会議 国内正規品
Logicool(ロジクール)
¥15,147(2024/12/09 02:05時点)
【プレゼンをより上手く、解りやすく、スマートにする高度なポインタシステム】スポットライトの名の通り、オンスクリーンで拡大、強調表示(ハイライト)、ポイントアウト表示が可能

COMPUTER
この記事をシェアしてくれると、とても嬉しい😆
Follow Me !
波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

Follow Me !
WAVEFORM LAB

コメント

  1. 舟橋 毅 より:

    私はLogitecのCUBEというリモコンを使ってます。まさに小さな直方体で、手の中に収まります。余分なボタンもなくてなかなか良いです。(すでにディスコンですが。)
    このスポットライトの機能はいいなあ。これだけでも欲しくなる。

タイトルとURLをコピーしました