気分はグルービー : 音楽・バンドの原体験

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気分はグルービー : 音楽・バンドの原体験

先週、熊本に出張していた時の話。熊本駅そばのホテルに泊まったんだけど、夕食の後、時間があまったので、めずらしくホテルの裏手にある古本屋さんをのぞいてみた。ここで見つけたのが「気分はグルービー/佐藤宏之」という漫画。これこそが僕のバンドへの道であり「原体験」。メチャクチャ懐かしくて、この時は2冊買ったんだけど、夜中(お店が25時までやっていた)にもう一回出動して追加で買ってしまいました。次の日には福岡への移動中のためにもう3冊購入。出張帰りの鞄が重い重い(苦笑)。出張先で過去の自分とばったり再会、という感じ。

帰京後も古本屋をまわり全巻揃っちゃいました。この「気分はグルービー」は高校を舞台としたバンドメンバーの青春モノの漫画。バンドをやっていた従兄弟の影響で読み始めたんだと思うけど、当時、小学生か中学生の頃。「一年中、ロック漬けでバンドメンバーとつるむ」というのが当時の夢だったなぁ、と思い出しました。実際、高校の想い出は音楽やってたことしかないのですが。

当時は少年チャンピオン全盛。上条淳士の TO-Y もバンド系の漫画で、高校時代には夢中になって読んだけど、「バンドって、ロックってこういうものか」という原体験は「気分はグルービー」だった。今読んでみると、1コマ1コマ、じっくり読んでいたんだなぁ、と思います。今は漫画はほとんど読み飛ばしちゃう勢いで読んでますが、当時は「バイブル」ですから、じっくり読んでました。また、登場人物のわずかな心の機微というか、細かい心の揺れなどを感じて読んでいたんだなぁ、と懐かしくて。

単純ではありますが、「中学校に行ったら、ヒサコみたいな彼女ができればなぁ」なんて思ってました(笑)。小学校の頃に読んだ、よく覚えている漫画は「気分はグルービー」と「すくらっぷぶっく/小山田いく」くらい。あ、これも少年チャンピオンですね。おがさんが関心空間でエントリーしているのにびっくり。これ、知らなかった!

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. おが より:

    楽天は普段使わないので見落としてました。ありがとうございます>junoさん

  2. juno より:

    気分はグルービー、こちらで手に入りそうですよー

    http://esearch.rakuten.co.jp/

  3. おが より:

    スクラップブックもなつかしいですねぇ。
    そのたまり場ですが、私が高校生のときのたまり場は「喫茶店」でありまして、もう学校が終わると毎日そこに通ってました(バイトもしていたけど)。私服の学校だったから、帰り際にその喫茶店(夜になる酒も飲めた(笑))で、友だちたちとコーヒー飲んで、タバコ吸って….ああ、正しい高校生バンドマンでありました(笑)。
    いまはタバコ止めました。ええ。

  4. 山本浩二 より:

    ああ、そう。それそれ。「溜まり場」!
    そこに行けば、必ず誰かいるっていう場所に憧れましたね。そういえば昔はそういうの多かったな。750ライダーとかもそうだし、軽井沢シンドロームもそうだった。現実にはゲーセンの方が、そういう使われ方してましたが(あ、不健康)。

  5. N@ より:

    おお。懐かしい書き込みがぞくぞくと。
    復刊コムにもあがってるんですね。古本屋さんでも全巻きれいにそろっているところはないですよね。僕が前に持っていた13巻なんてページが破れてましたが、今回、読めるものを揃えました。いいっす。
    すくらっぷぶっくは、やはり今読むと、サラサラと進んでしまって、「こんなはずではなかった」と思ったことがあるので、手元に持ってはいません。
    この2冊に共通するのが「溜まり場となる馴染みの喫茶店がある」ということなんですが、これはばっちり僕の人生に刷り込まれましたね。

  6. 山本浩二 より:

    おお、懐かしいですね。
    僕はスクラップブックが好きで読んでました。今も時々読んでますね。
    ……っていうか、小山田いく先生(兄)、たがみよしひさ先生(弟)のお二方は僕が漫画を始めるきっかけになりましたですわ。たがみ先生のところには、僕が所属していた創作同人から、しのら先生がアシスタントに、また同じく所属していたたがみ先生のFCの会長もアシスタントに行ってました。なんだそりゃ(^^;。
    あ、ちなみに「イチノ」になりたかった(w。

  7. Eずか より:

    あまりの懐かしさに書き込んでみました。。
    「すくらっぷぶっく」だったらカナちゃんみたいな彼女が欲しい〜
    今読み返すときっと読んでる方が恥ずかしくなるようなマンガでしたね。「すくらっぷぶっく」は。。。
    ってか、、、汚れただけか(笑)

  8. [comic] 気分はグルービー

    週刊少年チャンピオンで連載していた当時から大好きだった漫画です。Newton と シンセの大家 N@Blog のすぎちゃんが、こんなエントリーを書いててビックリしたので、私もまたもや盛り上がってきました。
    実はだいぶ前に、府中の漫画専門の古本屋さんで全巻(13巻)揃…

  9. おが より:

    気分はグルービーは、私も大好きな漫画です。高校生だった当時、バンドやっていたから、尚更自分を投影してみたりして(笑)。もちろん、ヒサコみたいな彼女が欲しかった(笑)。
    関心空間にも書いてありますが、まだ古本屋さんで見つけられないんですよねぇ。オンラインでもなかなか売ってないし….文庫にもならないだろうしなぁ。
    どうも、この漫画と Tulip の「私のアイドル」って曲のイメージがかぶるんですよねぇ。

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