美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史

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美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史
「美学 vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史」(Amazon)という本を読みました。本屋でたまたま手に取って、あぁ、懐かしいなぁと。今年の2月ぐらいの本で、プレーステーション登場前から久夛良木氏が SONY / SCE を退職するまでの期間を描いた本で、関係者の証言などを交え、かなり詳細に書いてあります。

僕はいわゆるゲーム世代ではありますが、どちらかというとゲームセンター世代で、ファミコンを買ったのも遅かったし、パソコンのゲームはほとんどプレイしたことがなかった( X68000 はゲームセンターのゲームが高いクオリティで再現されていて、欲しいと思ったものの買うほどゲーマーではなかった)。ゲームといえばゲームセンターだったんです。

でも、ちょうど働き出してお金にも時間にも余裕があったプレーステーション発売当時の盛り上がりは凄かった。次世代ゲーム機戦争と呼ばれたこのムーブメント。セガサターン(買った)、プレーステーション(買った)、ピピンアットマーク(持ってなかった)、 NINTENDO 64、プレーステーション2(買った)、ドリームキャスト(買ったさ)、 NINTENDO CUBE、 XBOX と猛烈にゲーム機が出たもんだ。

サターンではバーチャファイターなんて感動したよなぁ。バーチャコップもやりまくった。パンツァードラグーンも良かった。後半ではナイツにソニックアドベンチャー。あぁ、全部セガ。

セガが好きだったのでサターン、ドリームキャストはもちろんゲット。でもプレーステーションの方がシェアは高かった。面白いゲームはセガのゲーム機の方が多いイメージがあって、実際に売らずに手元に残っているゲームソフトはほとんどセガのゲーム機のものだ。なんか Mac vs Windows なんてイメージが重なったり。でも、「両方持ってると心が安らかだなぁ」とか思ったり。

で、この本は久夛良木氏と、彼をとりまく当時の関係者がいかにこの時代を駆け抜けたか、証言たっぷりに書かれている。 1995年〜2000年当時、まだネットでふんだんに情報が提供されるなんて時代ではなかった。あのムーブメントのまっただ中、実際には何が起こっていたのか、興味深く読めました。

プレーステーションは任天堂スーパーファミリーコンピュータの周辺機器として登場するはずだった、という有名な逸話からはじまるこの本、ゲーム好きにはお薦めです。

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