友人が絶賛していた Return to Forever のライブ、 Bru-ray で買いました。日本版もありますが、収録曲も同じで約半額の輸入版がおススメ、Live at Montreux 2008 / Return to Forever(Amazon)。
2008年にモントルー・ジャズ・フェスティバルで披露された一度きりの復活ライブの模様をおさめてます。メンバーは Chick Corea、Stanley Clarke、Al Di Meola、Lenny White と黄金期メンバー。 Hymn Of The Seventh Galaxy (第7銀河の讃歌、すげー名前だな)や Vulcan Worlds もバリバリに演奏。
最近は すっかり太った ピアノしかプレイしていないイメージがあるけど、このライブでは懐かしいムーグソロが全開。ある意味、近年の Elektric Band よりいい。ムーグは Moog Voyager を Rhodes MarkV の上に置いてプレイ。シンプルな機材構成に憧れたりします。やっぱり RHODES + シンセはフュージョンっぽくていいなぁ。
ピアノでも 10 Drummers こと、左右の10本の指を使ったパターンフレーズを炸裂させたソロも必見。ピアノの弦をこすったり、マレットで叩いたり。最近ナリを潜めたシンセ少年憧れのプレイをやってくれています。本人的に「これは JAZZ ではない」からでしょうか。だったら JAZZ なんてやめてしまえ!
RTF でのスタクラはツッコミ気味の迫力プレイを展開していた気がするのですが、歳をとったスタクラはプレイも大人に。相変わらずペコペコ鳴ってますが、実際にライブ会場で聴くとちゃんと低音も出てるもんです。ただソロはアップライト。
某氏も好きなアルディメオラが動いているのを観るのは初めてだったのですが、かっこいい。クラシックギターもソロでプレイ、多才ですね。レニーホワイトもグッド。生真面目な感じ。各メンバー見所満載です。
オーディオは LPCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.1 / DTS HD MASTER AUDIO で収録されてます。収録曲をまとめておきます。
Main Show – Montreux 2008
1) Introduction
2) Hymn Of The Seventh Galaxy
3) Vulcan Worlds
4) Sorceress
5) Song To The Pharaoh Kings
6) Al’s Solo
7) No Mystery
8) Chick’s Solo
9) Romantic Warrior
10) El Bayo de Negro (Stanley’s Solo)
11) Lineage (Lenny’s Solo)
12) Romantic Warrior (conclusion)
Bonus Tracks – Clearwater 2008
1) Lineage (Lenny’s Solo)
2) Al’s Solo
3) Friendship (Chick’s Solo)
4) El Bayo de Negro (Stanley’s Solo)
5) Duel Of The Jester And The Tyrant
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