会社の帰りに楽器屋でマイケルシェンカーを見かける。ヤングギター3月号(Amazon
)の表紙になっていて、ちょっと前の小太りした感じから痩せていて、すっきりした感じ。若かった頃のドイツからアメリカに拉致された出てきたギタリストで、社交的ではない、なんか研ぎ澄まされた印象がある。
手に取ると最初の数ページが来日したマイケルの特集になっていて、数曲のスコア、DVD が付録でついているという。で、買ってみた。
2004年以降、マイケルは DEAN GUITARS のフライング V を使っていて、ギブソンのフライング V はもう使ってないんですね。
かつては「ギターにはとことんこだわってる」イメージがあったのですが、インタビューを見る限り、ここらへんのイメージはシンコーミュージックやリットーミュージックが作り上げたイメージで、本人は「弾いて、いい音が出ればそれでいい」なんて感じ。弾けば自分の音が出るギター職人の領域。
今回も3本のギターを使っているけど、ピックアップの違いも分かってないと言ってるし、ギターが何をフィーチャーしているか、何か異なっているかは分かってなくて、眼をつぶって弾いているとみな同じに聴こえるとのこと(笑)。
飛行機で違う大陸に行く時に自分のギターを持って出られなくてもディーンがギターを提供してくれる。箱を受け取ってプレイするだけでいいんだ
ステージセットもレンタル品が大半。「そこに行って弾くだけさ」というシンプルネス。歳をとったマイケル、見習うところが多い。さすが永遠のアイドル。
スコーピオンズも活動を終了するし、マイケルシェンカー30周年イベントとジョイントで演って欲しいですね。そうだ、ギブソンの V は兄貴のルドルフシェンカーからもらったんじゃん、確か。
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