仕事の突貫プロジェクトもなんとか終わり、束の間の休息を満喫しているこの連休。ブログの更新も1ヶ月ぶり。その間に Steve Jobs が引退など思うところある出来事があったのですが、まぁ、余裕がなかったのです。
さて、日本経済新聞が KDDI が iPhone 5 を扱うとの記事を掲載しました。海外では1キャリア独占ルールは崩れている訳で、遅かれ早かれというより、日本の他キャリアにその気があるのかどうか、ということだったのですが、その気があったみたいですね。
それにしても iPhone 5 という製品はこの世にまだないのに、日本経済新聞社も日経BP社も好きですね、こーゆーの。
KDDI 担当者からは「このタイミングかよ」という記事で、iPhone の新モデルが発表されていない来週の新機種発表会では「ノーコメント」を通さざるおえないし、お客様は買い控えるし。iPhone 新モデルの発売が年明け、なんてタイミングになったら今年のクリスマス・スマホ商戦はふっとびます。
ソフトバンクがピンチ、だとかいろいろ言われていますが、現 iPhone ユーザからすると、選択肢が増える、 au に移民するユーザが増えれば帯域が開く、競争で価格やサービス品質が向上する、シェアが高くなればエコシステムがより安定する、ということで良いことずくめ。また現ユーザはソフトバンクユーザですから、au に移る時は「ご新規乗り換え」特権が使えます。
さて、この iPhone by au ですが(笑)、気になるポイントとしては、
- パケット定額の価格はどちらが安いのか。
- au が安い価格を設定した場合、ソフトバンクが追随するのか。
- au は Android スマホ用のパケット定額も値引くのか。
- iPhone 5 の販売価格は?
- テザリングは開放するのか?
- au は iPad はやらないのか。
- iPhone を売り出す au のキャッチコピーは?
あたりでしょうか。私は iPhone 5 が発売されればすぐ買うクチですから、キャリア乗り換えの予定はないのですが、昔は au ユーザだったしソフトバンクに特段思い入れもないので(多くのユーザがそうだろう)、キャリア比較などは楽しみです。
実際、マレーシアで iPhone 4 を使った時、おそろしく速くキビキビと動作したので、回線品質も回線が切れる、というだけでなくて iPhone のパフォーマンスに影響するんでしょうね。
それにしても、Android au はどこに行ったのか。 Android 注力でスマホにおいてはリードしようとしたんだろうけど、ドコモに同質化されちゃって立場がなくなったのか。 Android デバイスは差別化しにくいが、それは iPhone も一緒。 Windows Phone も出しちゃって、大量にうつCMだってどのデバイスにフォーカスするのか。
あれだけCMを流したおかげで、IT 系に関係ない一般の人は、「Android は au が作ってる」「Android はフラッシュというのが使える」という認識を定着してたのに、もったいない。個人的にはドコモ以上には Android でうまくやって欲しかった。次の戦略コピーが楽しみです。
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