今回の Apple Special Event は史上稀にみる内容の薄いつまらないものだった。もちろん、前評判通りに新しい iPhone も発表されたし、Apple Watch はぐっといいプロダクトになった。
けど、発表されたのは Apple Watch と、現行モデルと姿がよく似た iPhone が3モデル、情報はリークされていた通りで、新しい iPad Pro や MacBook などの製品は発表されなかった。新しい iPhone ならではの機能はなく、いかに素晴らしい半導体を搭載したかの説明がだらだらと続いた。2時間のイベントは非常に長く感じられ、iPhone の発表で「飽きがきた」のははじめての体験だった。
もちろん、今年 iPhone を購入する人にとっては満足のいく仕上がりであることは間違いないし、昨年の iPhone X の登場を考えれば今年は「マイナーアップデート」の年であったのはその通り。Apple Watch は価格はともかく間違いなく良い商品に仕上げてきた。けど、Special Event と銘打つほどの内容だっただろうか。直前で予定されていたプロダクトを1つキャンセルしたんじゃないか、と疑いたくなる内容だった。
うーん、手厳しいかな。そんなことないよな。
商品紹介は本家に譲るとして、気になるポイントを確認しながらアップデートしようと思う。以下、順次アップデートします。
- Apple Watch Series 4 の「広い画面」を活用したウォッチフェイスや情報表示を旧機種も使えるのかは確認中。
- Apple Watch Series 3 の42mm ケースの表示領域は Series 4 の小さいモデル 40mm ケースより狭い(740mm2 vs 759mm2)。
- watchOS 5 は iOS 12 と同じ、9月 17日(日本では18日)にリリース。アップデートは全モデルが対象だがモデルにより、実現される機能は異なる。
- 前述の通り、iOS 12 は 9月 17日(日本では18日)にリリース。
- macOS Mojave は 9月 24日(日本では25日)にリリース。
- iPhone XR は 3D Touch を搭載していないようだ(技術仕様に表記がない)
- iPhone XR のディスプレイ領域(6.1インチ 1792 x 828)は iPhone 8(4.7インチ 1334 x 750)より広いが、iPhone 8Plus(5.5インチ 1920 x 1080)よりかなり狭い。
- iPhone XS/XS Max の予約開始は 9月14日16:0 1から、iPhone XR は10月19日16:01 から。
上記はファクト、以下は感想。
- iPhone X を持っている身からすると、今回の iPhone アップデートは買い替えの検討には値しない(iPhone X でも十分速い)。ただ、実物を見たときにゴールドなどはグッとくるかもしれない。が、ケースに入れているので現在のホワイトボディさえ、ほとんどお目にかかってない。
- Apple Watch Series 2 を持っている身からすると、今回の Apple Watch Series 4 はなかなか魅力的。ディスプレイは広い方がいいに決まってる。老眼きてるし。転倒検知や心電図に興味はないが、2倍というスピードも魅力的だ。しかし手持ちの Apple Watch を「使い切った!」という感覚もない。
- 「iPhone X はワイヤレス充電になるんだなぁ」と思っていたが Apple 純正ワイヤレス充電器はどうなったんだ。
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