映画、トロン・レガシーのブルーレイとDVD のセットをゲットです。この週末にレビュー予定。
さて、この映画トロン:レガシー(Wikipedia)は、劇場でも当然見ましたが、面白かった。コンピュータグラフィックをはじめて映画のメインに据えた「トロン」(Wikipedia)のリメイクですが、旧作の再構成ではなく、ちょうどいい距離感のストーリー、旧作の俳優陣がいい年齢で出ていたりするのも嬉しい。
前作の主人公フリン役のジェフ・ブリッジスは御歳60歳(撮影時)。かっこよく歳をとってる。あんな感じに歳をとれればいいよね。トロンの頃は30歳代。主人公がかっこいいヒーローというよりは、やんちゃな普通なアメリカのお兄さんだったのが、子供心に「意外だな」と思った記憶があります。
トロンが1982年だから30年近く前。前作が「プログラム」などコンピュータテクノロジーに物語の中心を置いたのに対し、今作が一般的な親子関係にフォーカスしているので、テクノロジー色が薄れているのが残念。まぁ、コンピュータテクノロジーは一般化しすぎて、物語の中核としては新鮮さがないのかもしれません。
ライトサイクルなどの描写は時代とともに向上。世界観もいい感じです。個人的には
- あのトロンが登場したのは盛り上がったが、イマイチ活躍しなかった、残念
- キャスター( UK っぽい謎の男)が盛り上げるかと思ったが、案外小物だった、残念
- 例のクラブの DJ がダメ出しされるのには笑った
- 趣味に走る父親、でもかっいいぞ
- 主人公のサム、もうひと芸あるかと思った
- アラン(フリンの友人)は役的に美味しかった
- 技術用語としてグリッド、ポータルは出てきたが、クラウドが出てこなくてよかった
- グリーといい、本作といい、近年ジャーニーの棚ぼたで楽曲が使われてよかったね、うん
- Daftpunk の楽曲は最高だけど、サントラは結局、買わなかったよ
今回のトロンレガシーの映像ソフト化、特典グッズなしにいろいろある。今後、種類分けとしてはこういう構成になるのかな。
- トロン:レガシー 3Dスーパー・セット(3D版、通常版、デジタルコピー版の3枚セット、高い)
- トロン:レガシー ブルーレイ(通常版、デジタルコピー)
- トロン:レガシー DVD+ブルーレイ・セット(通常版、デジタルコピーのかわりに DVD)
- トロン:オリジナル×レガシー ブルーレイ・セット(旧作と新作のセット、旧作はブルーレイのみ、新作はブルーレイとデジタルコピー)
という構成。ウチのテレビは3Dではないので値段が高い 3D スーパーである必要はなし。あとはデジタルコピーとDVDを選択する訳です。確かに、iTunes 経由で iPhone / iPad に移動できて、DVD より若干画角が広いデジタルコピーにも憧れますが、可用性なら DVD をチョイスです。たかだか映画のソフトを買うのに、なんか迷っちゃいますよ。
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