YAMAHA MONTAGE M 爆誕 – ヤマハが誇るシンセサイザーの最高峰、新開発のアナログシンセ音源にソフトウェア版まで!

RECORDING

YAMAHA MONTAGE M

YAMAHA がフラッグシップ・シンセサイザー、MONTAGE M を発表した。2016年に発表された初代から、2019年ヤマハ・シンセサイザー発売45周年を記念して発売されたホワイトモデルを経て、今年、最新バージョンの MONTAGE が登場する。

YAMAHA MONTAGE M

YAMAHA MONTAGE M7
YAMAHA MONTAGE M7

YAMAHA MONTAGE M は前作の MONTAGE の機能強化版。基本的なデザインはそのままに、新開発のバーチャルアナログ音源 AN-Xユーザーインターフェースの大幅な改良、2024年に登場する MONTAGE M の音源部を再現したソフトシンセサイザー と機能強化が図られている。

新開発のバーチャルアナログ音源 AN-X

AN-Xはアナログシンセサイザーの微細な振る舞いまでをすべてデジタルで完全再現したバーチャルアナログ音源です。オシレーター部を中心に、自由度の高いさまざまな変調や波形変形機能を持ち、リアルなビンテージサウンドからエッジの効いた過激なサウンドまで表現可能な、伝統と革新の要素を併せ持つ新世代のAN音源です。

・3オシレーター(OSC)、1ノイズジェネレーター構成
・10タイプから選べる フィルター (Filter)を2系統搭載
・OSC 3は、OSC 1 とOSC 2を変調 (FM方式、リングモジュレーション方式)可能
・各OSCの出力をFilter1/2に入力するかFilter1/2の後段に入力するかをそれぞれ設定可能
・それぞれLFOを備えたAMPとFilter
・ビンテージシンセの挙動を再現するVoltage driftとAgeing

MONTAGE はこれまでも YAMAHA の歴代の音源を搭載してきたが、今回、バーチャルアナログ音源を載せてきた。このアナログ音源は最大16音ポリフォニックということで、かなりマシンパワーを食う作りのよう。YAMAHA GX-1 や CS-80 由来のプリセットがあると素敵なのだが、アナログフィジカルモデリング音源搭載のシンセサイザー AN1x 由来なのかもしれない。

アナログシンセ音源も搭載ということで、FM-X / AWM2 を織り交ぜた音作りが可能だ。AWM2 も Hamburg Grand、 Imperial、 Felt Piano や Rd 78 Natural Drive などの新しいプリセットも用意されているよう。

MONTAGE M シリーズは前モデル同様、鍵盤数に合わせて 3種類のバリエーションで発売される。MONTAGE M6 / MONTAGE M7 / MONTAGE M8x のうち、88鍵盤モデルは新開発「GEX鍵盤」を搭載し、ポリフォニックアフタータッチに対応する。

その他

ユーザインターフェイスは大幅にリファインされているようだが、前モデルを操作したことがないので、ちょっと分からない。高多機能なシンセサイザーだから、UI がいいにこしたこはない。おそらく、2024年登場のプラグイン版のソフトウェア化の開発資産がうまく転用されたんだと思う。パラメータステータス専用のディスプレイが用意されたことも大きい。

その他は、スペックを比較する限り、筐体サイズやオーディオインターフェイスの仕様も変化ない。USB 端子が増えていたりはしている。YAMAHA は専用ドライバが必要なイメージだが(必要なのだ)、ここらへんがモダンになってくれればいいのだが。

価格設定

急激な円安でかつ実質賃金も減り続ける日本では、このクラスのシンセは登れないクラスの山に咲く高嶺の花になりつつある。今回のメーカープライスはこのようになった。

MONTAGE M8x 517,000 円(税込)+5.5万
MONTAGE M7 473,000 円(税込)+5.5万
MONTAGE M6 440,000 円(税込)+5.5万

前モデルから +5.5万円となったのは円が安いからだろうなぁ。なんで日本人は自民党に投票し続けるんだろう。

ただ、新開発のアナログ音源が追加されて(アナログシンセを買ったと思えばいい)、新開発の DAW 連携用のソフトウェアプラグインが追加されて(MONTAGE M のソフトウェア版を買ったと思えばいい)いることを考慮すると、バカ高い、ということもないんだろう。

たっぷり調べたい人には以下の動画をオススメしておく。新プリセットも丁寧に紹介している。

完全無欠の MONTAGE、ホワイトモデルは 2024年か?

YAMAHA MONTAGE M
MONTAGE は歴代の音源を総括しているのが嬉しい。KORG や Roland のワークステーションには食指が動かないのに、YAMAHA MONTAGE に惹かれるのはこれが理由だ。いいサウンドならソフトウェアでも出せる。数ある音源を集約していること、そしてヤマハ謹製であることが強烈に輝いているのだ。

例えば、FM 音源は DX7、DX7II、TX802、TX816 と互換性がある。膨大な FM 音源プリセットを活用できるし、あの TX816 を再現できるのだ。子供の頃の夢が叶う。

自宅にある YAMAHA TX81Z や TG77 を整理できるし、しっかりとした DX エレピを演奏できる楽器があるのも、キーボードプレーヤーとしては嬉しい。

近年、レジェンダリーなシンセサイザーのリイシューやソフトウェア化が続いているが、YAMAHA DX7 は単体で再現されるよりも、他の音源とマルチで組み合わせて使える方が良い。FM エレピのアタックやベロシティ変化は特徴的で、他の音源では代替できない。今回、アナログ音源もカバーされたということで、MONTAGE M があれば全部解決する(笑)。

個人的には MONTAGE M を購入しようと思っている。サイズ的に MONTAGE M7 を狙っている。音はどうせ素晴らしいんだから、試奏する必要もなし。オーダーすればいい状態。

MONTAGE7WH

コイツは前モデルね

ただ、ホワイトモデルが欲しい。前モデルがヤマハのシンセサイザー製品 45周年を記念して発売されたのならば、50周年は 2024年だ。ただ、ホワイトモデルはブラックモデルのテコ入れのような位置付けもあるので(前回は3年後に登場している)、どうなるか。

来年まで待つか。予算はなんとかなりそうだが、時間とともに目減りするような気がする(笑)。

MONTAGE M があれば、ソフトウェア化していた音源ライブラリーを一挙にハードウェアに集約してしまうのもいい。しかも、DAW 連携は MONTAGE M プラグインも用意されるようだから、万事これで解決だ(Native Instruments KOMPLETE のアップグレードも気にならなくなるのかも)。


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