ボヘミアン・ラプソディ、観に行ってきた。もう泣けたよ。ホント良かった。
ストーリーはバンド物にはよくあるもので、メンバーが出会って、スターダムに売れて、レコードメーカーと揉めて、ソロを持ちかけられてバラバラになって、そしてまたひとつになって、という話。映画の構成はそんなにお涙頂戴に作っていないし、フレディの苦悩を深く描いてみました、という感じでもない。
なんだけど、音楽がとにかくいい。QUEEN の楽曲を映画館という大きな箱でガンガン聴けるのがいい。音楽プロデューサーにブライアン・メイとロジャー・テイラーが加わっているので、アーティスト目線なのもいい。ブライアン・メイはこの映画の企画に20年近くかけたらしい。ジョン・ディーコンの Another One Bites The Dust のくだりも収録されていて良かったよ。
MR. ROBOT のラミ・マレック が演じるフレディ・マーキュリーも渾身の演技だけど、メンバーもよく似てる。ロックファンならば、音楽が好きと考えているなら、ぜひ観るべき映画だと思う。
LIVE AID
チャリティーイベントといえば We are the World を思い浮かべる人が多いと思うが、ロックイベントとしては絶対に LIVE AID だ。とてつもなく巨大なイベントで 20世紀最大、出演者も超豪華。デビッド・ボウイ、QUEEN、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ボブ・ディラン、マドンナ、THE CARS、エリック・クラプトン、スティング、フィル・コリンズ、ハワード・ジョーンズ、ブライアン・フェリー、U2、Duran Duran、ダリル。ホール&ジョン・オーツ、ライオネル・リッチー、と当時の有名なアーティストが揃い踏みだった。
2004年に DVD が発売されていて、4枚組のディスクの2枚目に QUEEN のパフォーマンスは収録されている。
映画は昨日の夜に観てきたんだけど、家にあった LIVE AID の DVD を観返してみて、映画の再現度にあらためて驚く。映画で出てたシーンそっくりに映像が進む。音楽も演奏も全然古くない。実際には映画で出てきていない楽曲も演ってるのも見逃せない。QUEEN だけのメディアも出ているみたいだ。映画を観たあとにぜひチェックして欲しい。
映画はもう1回は観に行こうと思ってる。レイトショーでじっくり観たから、今度は六本木辺りでみんなで盛り上がれる映画館を選ぶのもいいかもしれない。観ていない人は今すぐ観に行くべきだ。
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