上条淳士の SEX がついに全巻発刊されるようだ。僕にとっては2004年、最大のニュースだ。
僕には「これが自分の教典だ」と考えている書籍が何冊かあるが、そのうち漫画は2作品。手塚治虫の「フィルムは生きている」と上条淳士の「SEX」だ。前者は小学生の時代に読んだから成り立つ作品。その出会いはあくまで「与えられたもの」という側面がある。しかし、後者は物事の分別がつくようになって、自分で選択した作品だ。内容については書かないが、この作品が僕に与えた影響は大きく、その衝撃はトラウマレベルといっていい。なんせ、作品中のキャラクターの名前を自分の子供に名付けたくらいだ。まさに「教典」なのだ。
上条淳士とえいば、「TOY」や「赤×黒」が有名だが、この「SEX」は2巻がコミックとして発売されたものの、作品の連載が終了してから10年以上、封印されてきた。その理由はいくつか囁かれたが、結局のところ「その時ではなかったから」なのかと思わざるおえない。1988年に開始された漫画とは思えない描写、現代でも全く色を失わないストーリー。
「今度こそ、全巻出るんですよね」とちょっと信じられない感じ。全巻7巻が毎月出るという。1巻は既に刊行済み。2巻は12月の初旬。すると、最終巻を読むのは5月ということになる。2004年度下期、リズムができるというものです。 Newton@-AtMark- 読者に確実に存在する上条淳士ファンが漏れなくこのニュースを読みますように。
コメント
上條淳士:SEX
「全7巻、書き下ろしカバーで毎月刊行!」という言葉を信じて、とりあえず発売されていた1巻と2巻を購入しました。「第3巻 いよいよ1/5ごろ発売!」の「ごろ」という曖昧な表現が気にかかりますが、Amazon.co.jpでも予約を受け付けていましたので、とりあえず予約してお�…
初めまして。思わず反応してしまいました。
もう出版されないものだと思っていたので驚きです。
絵もストーリーもキャラクターも、衝撃的なまでにスタイリッシュだったあの「SEX」をまた読めるとは!
以前出版された1巻2巻は持っているのですが、またまた大幅に加筆修正していそうですね(笑)
そういえば「TO-Y」のオリジナルビデオでは、PSY’Sがテーマ曲を歌っていたり、NOKKOが声優として出ていたりしましたね。
なつかしいな〜。