Einstein Project の解説ミニ連載その4。 Einstein は Developper Release 段階だ。 Newton の ROM をダンプしてなんて敷居が高い。でも、あの愛らしい Newton の画面を Mac OS X で見てみたいなら乗り越えるべきだ。
Einstein Project より Einstein をダウンロードしよう。解凍して README を(テキストエディタで)読む。 TCP/IP 接続で使う ROMDumper.pkg は付属しているが、ここではシリアル接続なので、READ ME を熟読するだけで良い。
- ROM Image を吸い上げるツールをダウンロードする。僕は Hammer を使った( NewtBug は Preference オープンで爆弾がでた)。 Hammer は FullLanternDDK.sit に入っている。
- 解凍して、Lantern DDK 1.0 Beta/Debugging/Hammer にある Debugger Connection を Netwon にインストールする。インストーラーがない場合は、ここに Newton Package Installer があるのでダウンロードするとよい。 Newton 側で Dock で Connect するのをお忘れなく(笑)。思い出した?
- いよいよ、Hammer を起動。Open ダイアローグが開くので Lantern DDK 1.0 Beta/Debugging/MP2000 ROM Image (717006)/Senior CirrusNoDebug image を指定。
- Window の下にある Close Port をクリック。横に現れる Target をクリックして、Printer Port を選択しておく。
- Window の下にある Open Port をクリック。Newton にインストールした Debugger Connection をタップ、 Connect する。設定はデフォルト(Bit Rate は57600 でよい)。接続すると NewtonScript Listener がオープンしてコネクタしたことが分かる。
- Hammer の File メニューから Save Memory を選択。
- ダイアログの Start Address に 00000000 、Limit に 00800000 と入力して Save する。
これで約15分ぐらいで 8MB の ROM Image を吸い出すことができる。辛抱強く待とう。動作しているか不安な時は Finder で Save している Image ファイルの容量を時々確かめればよい。ただ吸い出している時は Hammer をアクティブ(フロントタスク)にしておくべきだ。ここまでくれば後は簡単だ。
コメント
Einstein Emulator
Newtonエミュレータ「Einstein」で遊んでみようと思い、以前newto