「Redmatica という会社から Logic 向けサンプラーである EXS24 を便利に使うソフトが数本出たなぁ」とは気になったものの、僕は MachFive(や、 AKAI )を使っているのでよく読んでいなかったのですが、サンレコを読んでびっくり。便利なソフトがあったもんだ。ということで、Redmatica AutoSampler について。
これ、サンプラーというより、全自動サンプルライブラリー作成ツールといった方がいい。このソフトがあればハードウェア音源をガンガンサンプルライブラリーに変換していける。
動作はスタンドアローンなので Logic を持っている必要はない。 AutoSampler は MIDI インターフェイスに接続されている任意のハードウェア音源に次々に MIDI 信号を送り、オーディオをサンプリングしていく。開始ボタンを押すだけで MIDI で音を鳴らし、サンプリングし、無音部分を削除し、ノーマライズし、キーマップを割り当ててライブラリを作ってくれる。 MIDI イベントを使って音色チェンジまでしてくれる。すごい。ボタンを押した後はコーヒーでも飲んでいればいい。
まぁ、ハードウェアがあるならば直接ハードウェア音源を鳴らせばいいわけだし、使い勝手が悪いアナログシンセは MIDI に対応していなかったりするわけだが、ハード音源を売り払う時は便利だと思う。例えば、ウチの Alesis D4 なんて古典なドラム音源は優秀なクリック音源に成り下がっているわけだが、全部サンプルを取り込めば、エフェクトは DAW や Peak などで処理してしまって、ライブラリ化するといいのかもしれない。
値段も税込みで2万円を切るみたいだし、音源持ちの方にはお薦めできそう。便利な時代になったもんだ。 MachFive もこの機能を装備して欲しいなぁ。
コメント
サンプラーというより、オーディオデータトリガー(サンプルのループポイントを設定しない)がメインのライブラリならば、コンバートできる確率は高いと思うけどねー。
僕も手持ちのドラムマシンをライブラリにしたい(笑)。
そうそう、これは間違いなく買いだと思ってるんだけど、MachFiveや他のソフトのEXS24の変換精度がどこまできちんと対応しているのかわからないのでちょっとすぐに踏み込めなかったり。
普通の音はともかく、パーカッションやドラムはハードウエアを持っていてもサンプリングして使う事はしばしばあったりするからねえー。