NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG 待望の発売開始・一家に1台オシロスコープ

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NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG

KORG が昨年発売を発表したものの、半導体不足で出荷が遅れていたオシロスコープ・キット+書籍セット NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG の発売を開始する。週末の 1月21日(土)から、販売価格はおおよそ 税込み 24,640円。

NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG

NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG

NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG は、NTS-2 オシロスコープ・キットと、KORG と ARP のセミモジュラー・シンセシスを包括的に捉えた書籍 PATCH & TWEAK with KORG をパッケージした製品。

Nu:Tekt NTS-2

  • 簡単かつ素早く組み立てられるDIYシンセ・キット
  • オーディオ信号とCV信号を容易に確認し分析できる4チャンネル・オシロスコープ
  • 専用のFFT(高速フーリエ変換)モードによるリアルタイム・スペクトル・アナライザー
  • シンセツールのテストや、クリエイションに活用できるデュアルウェーブ・ジェネレーター
  • チューナー機能搭載

PATCH & TWEAK with KORG
Bjooks社発行の「PATCH & TWEAK」シリーズの最新タイトルです。セミモジュラー・シンセシスとそれに影響を受けた音楽の包括的なガイドブックであり、MS-20 Mini、volcaモジュラー、復刻版のARP 2600 M、SQ-1・SQ-64シーケンサーにフォーカスした内容となっています。チュートリアル、ヒント、Tipsと、ビギナーからベテラン向けのサウンドデザイン・テクニックについてのすべてを網羅、著名クリエイターや新進気鋭のアーティストへのインタビュー、コルグおよびARPのエンジニアによる開発ストーリー、KORGとARPの伝説的なシンセサイザーの詳細な年表などの記事からなるこの冊子は、シンセサイザー愛好家必携の一冊です。

KORG NTS2

NTS-2 は DIY キットになっている。基盤のハンダ作業とかは必要なく、組み立てるだけで完成する。DIY 的な気分も味わえるし、コストも下がるし、Win-Win なパッケージだ。オシロは 4ch(ステレオ入出力×2系統)で、スペアナ、ウェーブジェネレーター、チューナーとシンプルだが、チューナーは KORG らしく視認性が良く使い勝手が良さそうだ。単4電池2本で動作するので取り回しもグッドだ。

モジュラーシンセ愛好家だけでなく、すべてのシンセサイザーオーナーに

WAVEFORM LAB は波形研究所なのだが、やはり、アナログシンセの波形を眺めるのは強い癒しの効果がある、と考えている。往年のアナログシンセサイザーをリアルに体験したユーザは、サイン波や矩形波、ノコギリ波などの基本的な波形や変調などの概念にある程度の知識があると思うが、「では実際に波形を見たことがあるか?」と言われれば、電機測定機器のオシロスコープに接続する必要があり、そうそうポピュラーな体験ではなかったのではないだろうか。

ウチの家庭は父親がコンピュータ技師だったので、普通にオシロスコープが家にあった。小さい頃にみたオシロスコープの青緑色に輝く波形には本当に心が躍った。マッドサイエンティスト風に売り込んでいた Thomas Dolby の PV にはオシロスコープが登場してて、そういう世界に憧れていたのだが、実際に自分のシンセの波形を観たのは大学生の頃だったと思う。

デジタルシンセサイザーが普及し、音源もウェーブテーブル型になると、シンセの演奏や音作りにオシロスコープは全く必要ないものとなった。DAW にもアクティブイコライザーなど、波形を表示するものがあるが、シンセの音作りにオシロを使ったことはない。

そんな時代に KORG Monologue / minilogue がオシロスコープを搭載したのは本当に画期的だった。

やはり波形は目で見ないとなー!

というモチベーションが全世界で一挙に高まった。自分が出している音を粒度高く把握したい。多角的に捉えたい。見てみたい。オシロスコープは面白い。

モジュラーシンセサイザーの世界では MORDAX DATA というオシロスコープがあり、電圧の変化や波形、スペクトラムを確認でき、クロックソースにもなる便利なヤツなんだが(【連載】 MORDAX DATA の使い方(1)オシロスコープ編 – オシロスコープ、スペクトル分析、チューナー、クロックソースにもなるモジュラーシンセの万能ツール)、モジュラーシンセをやらない人も、オシロスコープは1台持つべきだろう。

オシロの XY モードとか本当に心が踊る。

音を楽しむ我々音楽家が、音を波形で見ることができる。

素晴らしい話だと思う。

手当たり次第、シンセのアウトプットを NTS-2 に入力してみるといい。ドキドキすること請け合いだ。また、モジュラーシンセが気になる人には、沼への第一歩になるかもしれない(笑)。

MORDAX DATA との比較など、実機を手に入れたら報告しようと思う。

【連載】 MORDAX DATA の使い方(1)オシロスコープ編 - オシロスコープ、スペクトル分析、チューナー、クロックソースにもなるモジュラーシンセの万能ツール
モジュラーシンセサイザーについては波形研究所の基礎研究活動なので、WAVEFORM LAB でシェアするほどの内容がないと思っていたのだが、個々のモジュラーの使い方についてはす...

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