ここ数年、IT 機器の衝動買いなんてなかったと記憶ていますが、本当に久しぶりに衝動買いです。Bluetooth に対応したレーザー式キーボード、Celluon Magic Cube | バーチャルレーザーキーボード です。これは凄いです。
これ前に、Engadget Japan か GIZMODO あたりで記事を読んだんですが、丸ビルで混乱、いや、丸ビルのコンランショップにあったんですよ、ショーケースに飾ってあったの。「あー、ネットで見たあれだー。レーザーでテーブルに映したキーボードで入力する未来ちっくなデバイス。へー、日本で売り出したんだー。」と。値段は微妙な 19,930円。
さっそく現場で価格とインプレッションを調べる。「 iPhone 4S でも動く」「結構、ちゃんと動く」「Amazon とたいして違わない価格」。はい、お買い上げ。ま、誕生月ですから。久しぶりにレジで迷ったり(苦笑)。
Celluon Magic Cube | バーチャルレーザーキーボード、一応、解説しておくと、この小さいデバイスが赤色レーザーによりキーボードをテーブルに照射、赤外線センサーによりタップしたキーとの距離を三角測量してキーボード入力を実現する。このデバイスと PC 、スマートフォン、タブレットとは Bluetooth または USB で接続する。充電は USB ケーブル経由。
対応 OS は「 iOS4.0以降, iPhone OS3.2, Android 2.0以降, Windows 7, Vista, XP(SP3), Mac OS X 」となっている。Bluetooth HID v1.0 に対応、連続使用時最大約2.5時間だ。キーボードは英語配列で、キーピッチはフルキーボードと同様の 19mm 。
Bluetooth での接続は簡単。普通にペアリングすればキーボードとして認識される。iOS デバイスで使う場合、日本語と英語キーボードの切替が出来ないので、日本語キーボードモードにしてからペアリングする。
具体的には、「日本語フルキーボード」を有効にして、使うアプリケーションでこの日本語フルキーボードを使うモードにしてペアリングする。「設定」→「一般」→「Bluetooth」をオンにし、デバイスにあらわれる Magic Cube を選択すれば設定完了。アプリケーションをフロントにすると、キーボードが使える状態となる。日本語を入力すると、ちゃんと変換候補が表示され、スペースキーで変換候補を選択できる。
そして何より興奮するのが、非常に高い認識精度だ。基本、普通のキーボードと同じように使える。慣れればブラインドタッチも全然オッケー。これは Magic Cube を見せた誰もが驚いていた。
キーをタイプすると Magic Cube 本体からタイピング音がするので、非常に分かりやすく戸惑うことはないと思う。タイピング音はうるさく感じるが、ちゃんと小さい音(短い音)にしたりミュートできたりする(FNキーを押しながら↑↓をタイプする)。また驚くのが「押しっぱなし」をちゃんと認識する。例えば、Shift キーなどはシフトキーを押しながら1で「!」なんてことができる。iOS のように次のキー入力を予約しているのではなく、押しながらを検出するので、本当に普通のキーボードみたいだ。
もう、これは未来ですよ。「これがあれば机の上のキーボードなんていらないじゃん」って話です。もっと小型化が可能だろうし、ネクタイピンみたいに小さくなれば持ち歩きも便利。というか、液晶ディスプレイに内蔵すべきですよ、これ。
コメント
私も2ヶ月ばかり使っていますが,結構便利ですね.インパクトもありすぎなので,周りからの視線が厳しい時もありますが…