IK Multimedia iRing というハンドセンサーが発売されてます。iPhone や iPad などのスマートデバイスのカメラを使い、指にはめたパターンマーカーの動きによってアプリのパラメータをコントロールするプロダクト。
こういうのには興味をそそられるはずなんですが、全く反応しなかったのは Source Audio Hot Hand 3 をチェックしていたから。実際に Hot Hand を使ったムービーがかっこ良かったので買う寸前までいきましたが、接続するエフェクターが高価だったのでペンディング中な感じです。
IK Multimedia iRing
まず、IK Multimedia iRing から。iOS のカメラを利用して、指にはめたパターンマーカーを読み取り、iOS の iRing FX/Control アプリケーションで受信、InterApp Audio や AudioBus 経由でアプリに渡す仕組みをとる。2つのマーカーで計6種類のパラメータをコントロール出来るとのこと。
iPhone や iPad 内蔵のカメラの前にいなければならないのと、おそらく暗闇だと認識出来ないのではと思います。クラブやライブ会場で照明の点滅が激しいところは大丈夫なんでしょうか。
デモでもフィルターのコントロールをやってますが、カメラからマーカーがフレームアウトしたり認識できなくなるとパラメーターが最大値を送ってるように見えます。距離だけでなく XY 軸もみるようですが、フィルター的な使い方だったらローランドのDビームセンサーの方が確実な感じがします。
Source Audio Hot Hand 3
Source Audio Hot Hand 3 はエフェクターに接続するタイプのワイヤレスセンサーで、同じように XYZ の3軸を検出します。実際には、Z軸だけを使ってフィルターやワウを操作することが多いようです。
どう使うかは注目の若手ベーシストの Evan Marien 君に紹介してもらいましょう。次の動画で Hot Hand の使い方は分かると思います。
The Eldridge – Evan Marien x Dana Hawkins
どうです?渋いでしょ。欲しくなるでしょ(笑)。本家のサイトではリングをはめて過激なプレイもやってます。Hot Hand 3 自体はそんなに高くないんだけど、Soundblox Pro Bass Envelope Filter は結構お高いんですよね。
同社の Soundblox シリーズのエフェクターに対応しているほか、他社メーカーのものでもエクスパンションインがあるエフェクターなら操作可能です。
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