Mac OS X の次期メジャーアップデートリリースである パンサー( Panther ) 。WWDC で公開された内容がすべてではないだろうけど、イマイチ地味な感じがします。 WWDC で初お披露目された Jaguar ですが、正式リリース版のメジャーな機能をほぼすべて WWDC で公開したことを考えると、パンサーも年末リリース時に大きく変わることはないと思います。
Jaguar の時は「 Mac OS X がいよいよマトモに」というキャッチフレーズがあっただけに(そんなのなかったっけ?)、期待も大きかった。 Jaguar で結構マトモに使えるようになったので、次のステップとなると「見たこともない」ものを望んでしまうのかもしれない。
そりゃ、エクスポゼイ( Exposé )はクールだ。Quartz Extreme 対象機種だけが恩恵に被ることができるなんてことがないことを祈ってい襪韻鼻iChat AV はパンサー固有の新機能ではないだろう。Mail は Windows PC との添付ファイルのやりとりを考慮して、リソースフォークを送らないオプションを付けて欲しい。メールの宛名がオブジェクト化する必要なんてないぞ(笑)。
心配なのが、Finderだ。なんでもブラッシュドメタルインターフェイスになるという。僕はアクアの方が好きだ。だいたい、アクアって「水」をテーマにしていたんじゃなかったっけ。メタルのどこがアクアと関係するんだろう。単にファイルを操作するウィンドウが銀色にピカピカ光っているというのは邪魔な感じがする。パンサー自体のテーマが「スチール」なわけだから、なんかなーと思う。アクアはやめたの?
また、よく分からないショートカットを左に置けるという。便利かもしれないが、階層を深くたどる時にウィンドウの面積を使わないというなら、WindowsXP のエクスプローラの方が使わないだろう。実感をもってアイコンを操作できるというのが Finder のはずだ。それより任意のアイコンを置けるドックをなんとかするべきだろう。
まぁ、心配なことも多いですが、デザイン的に崩壊してたり、重い OS にはしないで欲しいです。みなさんはどーですか?
コメント
[WWDC 2003] 新しいFinderについて
パンサーでまるっきり新しくなるのがこのFinder。おそらく初のCocoa製Finderの登場だ。今回のテーマは「ユーザー中心」のインターフェース。当たり前だが、これまでのインターフェースをちゃんと「コンピュータ中心」と言い切っていたので、まあ許す。アメリカ人のこうし�…
これでプレビューが使い物になるって感じですね。
これまではサンプルアプリだと思ってました…。
あとメタルアピアランスの乱立(?)ですが、これ、テーマで切り替えられるようになると思ってたんですが、どうもそうじゃないみたいで、残念。MaiはAQUAでSafariはメタルですか…。
それぞれ標準アプリなら、もう少しまともに動いて欲しいんですが(他は使う気になれないのが悔しいです)。
私個人としてはプレビューが早くなったのはいいかもしれない。
それと画面がグルっと回転するログイン、ログアウトが早くなるのも歓迎!なんせ家は1台のマックを嫁と子供2人とでマルチユーザーしてますからね。期待は大きいです。
エクスポゼイは、ファンクションキーに割り当てられているみたいですが、メニューバーにもマウスで選択できたらいいのになぁ〜と思ってます。