PowerCore FireWire や Element に注力するという t.c.electronic だけど、プロの世界では DSP ボードってそんなに売れてるのか。素人には高値の華だなぁ。PowerMac G5 のパワーで回せるだけ舞わせよう(笑)と思ってるんだけど。
で、DSP ボードを使うとレイテンシーが発生する。まぁ、内部でも発生するんだろうけど、ホストアプリケーション内部では管理しないレイテンシーが発生するわけで、これを補正しないといけません。ということで、覚書メモ。
PowerCore FireWireにはレイテンシー(処理遅延)がありますか?
はい。PowerCoreプラグインは、プラグイン・レイテンシーが生じます。一般的に、遅れる値はオーディオ・インターフェースで設定したバッファー・サイズと同じ値となります。
プラグイン・レイテンシーの値は、VST/AUスペックの一部としてホスト・アプリケーションに報告され、ほとんどのアプリケーションでは、シーケンスの再生時にこのレイテンシーを自動的に補正します。Nuendo 2.0とCubase SX 2.xではすべての種類のトラックに対して完全なプラグイン・レイテンシーの自動補正が行われます。LogicやCubase SX 1.x、Nuendo 1.5では、オーディオ・トラックに対してプラグイン・レイテンシー自動補正を行い、グループ・トラック等一部のトラックでは自動補正が行われません。Digital Performer 4.1は、プラグイン・レイテンシー自動補正機能を搭載しておりません。
プラグイン・レイテンシーの自動補正が効かないアプリケーションをご使用の場合、Compensatorというプラグインを使用して、PowerCoreプラグインを使用していないトラックのタイミングを使用しているトラックと合わせることができます。(ページのソース)
デジパフォ、自動補正してくれよ。面倒だぞ。
コメント
やはり、そうでしたかあ・・
私の場合、アカペラが主なんで、AutoTuneを多用していたときに特に感じたんですが、レイテンシーと処理速度とかの関係で、再生したら毎回処理に差が感じられるんです。それで、AutoTuneを掛け取りする処理をしていたんです。これだけが特別かなあっておもっていましたが、いろいろあるんですね!
ま、最近はAutoTuneはエフェクターっぽく使っていて、ピッチ修正はもっぱらMelodyneです。作業には時間がかかるけど、気に入っています。
ものによって、TDMよりNative版のがそれほど感じないけど、レイテンシーは発生してるはず。DP以外のLogicとかCubaseとか確かオートで修正してるんだよね。んで、前にDAWMLでも書いたけど、Wavesに関してはレイテンシーが出ている為に結構グルーブが変わっちゃう。ルネッサンスコンプとか、結構びっくりよ。まあプラグインによるとは思うんだけどね。あと、LinMBだけの為にMastersBundleを使ってるんだけど、これはさすがにものすごいレイテンシー。
外部エフェクターから戻すって事は、オーディオインターフェイス上でレイテンシーがかかってるって事かな。うちはMOTU PCI424システムで、ニアゼロレイテンシーなので、ほとんど感じないんだけど、、。それとも、レイテンシーのあるデジタルエフェクターってたまにあるね。うちのStudioVocalistなんかもそう。まあ、こればっかりはしょうがないと諦めてるけど。
はあ・・そうなんですかあ
プラグインレイテンシーってCPUベースのはどうなんですか?
たとえばWaves NPPとか・・
ほとんどレイテンシーはないんじゃないかなあと思っているんですけど・・
ときどき、外部のエフェクター使って音をいじってから戻すときにはすごいレイテンシーを感じます。
それと同じなんでしょうか?
その辺があって俺も売っちゃったんだよね。少なくとも俺の回りはもう誰ももってなくなっちゃったなあ。UAD-1の方はまだいるみたいだけど、、、。