AAC でノイズ(続編)

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以前にAAC でノイズのらない?というエントリーを起こしたことがあります。QuickTime 6.5.1 + iTunes 4.5 の組み合わせでも、AAC 変換した時にザザザというノイズが乗るという話です。主にトラックの初めの部分(0:02 – 0:03)に現れることが多いです。これは iTunes によるもので、iPod の再生とは関係なく、 iTunes が作成した AAC ファイル自体にノイズがのっているというものです。なお、CD はコピーコントロール CD ではありません。

考えられる原因と結果をまとめておきます。

  • CD エラー補正を行うオプション:オン、オフでもノイズは発生。オフにするとノイズが増える。
  • CD メディアの傷:複数の新品 CD でも発生しました。
  • 読み込むドライブ:複数のドライブで発生しました。
  • マシンの負荷: PowerPC G3 700MHz のマシンで発生。確かに他の操作をやると発生する感じはあります。未確認。

問題を局所化するために実験をしてみました。新品の CD (ウワサのスネークマンショーアンソロジー)を Toast によりディスクイメージとして保存。作成したディスクイメージをマウントし、ディスクイメージを再生。イメージファイル自体に問題がないことを確認し、 iTunes でリッピング( CD エラー補正はオフ)。結果は全く問題ない AAC ファイルが作成されました。

結論:ドライブまたは、ドライブのコントロールに問題がある可能性が高い。

以前のエントリーで FireWire 氏が「ドライブ内のバッファがいっぱいになるとピックアップがジャンプしながら同じ位置で待って、その後データを再開します。このときデータを読み込む位置を全開中断したところから正確に行えないドライブがあり、そこでノイズがはいってしまいます。」とコメントされています。これが証明されたといっていいと思います。

ちなみに問題のドライブは Yosemite PowerMac G3 内蔵の純正 DVD-ROM ドライブです。解決方法としては「イメージファイルを作成して、トラック間のバッファ漏れ(もしくはエラー)を回避する」であるといえますが、あー、これは面倒ですね。他のドライブでエラー補正をオンにして負荷をかけずにリッピングする(か、あきらめて他のマシンでリッピングする)しかないようです。

引き続き情報を求めます。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. N@ より:

    この問題は発生する人と発生しない人がはっきり分かれているところ
    からも iTunes 固有の問題ではないようですが、ドライブが問題なのか
    Mac OS X のドライブコントロールに問題があるのかは微妙なところ。

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