Native Instruments(NI at NAMM)
NI KORE
Intel Mac への対応を表明した Native Instruments ですが、VST / AU プラグインのホストアプリケーション、NI KORE を発表しています。
例えば、ライブステージで VST / AU プラグインのソフトウェア音源を使いたいとします。「 NI B4 や Synthogy Ivory をステージで使いたいなぁ」というケースです。これらのプラグインをプレイするために、 Logic Pro や dp 4 を立ち上げるという方法がありますが、「単にプラグインを立ち上げて、それを MIDI で鳴らしてくれればいい」というシーンではこれらのアプリケーションはあまりにオーバースペック。
「再生専用」ホストアプリケーションはそんな時に便利。ライブプレイには余計な機能を省けば CPU を有効に使えてレスポンスもよくなるはずです。また、1台のマシンを「ソフト音源専用マシン」として使う場合も便利です。名前は忘れましたが Steinberg の商品に似たものがありましたね。
KORE は VST / Audio Units のプラグインインストゥルメンツ、エフェクトをシームレスにインテグレートできるホストアプリケーション。1つの画面から各種ソフトウェア音源、エフェクトを管理できます。 ソフトウェア音源のプリセット、対応するエフェクトをセットで管理できるのは便利そう。 KORE を別のホストアプリケーションから呼び出すこともできます。
専用のハードウェアコントローラーも用意されているようで、ステージでの音色やパッチの切り替えパソコン操作(ノートブックだとトラックパッドが不安)をしなくてもガシガシとコントロールできそうです。「ありそうでなかった」という感じ。
2006年春にリリース予定とのことです。