LAMY Lx : ラミーから AL-Star 派生の新シリーズ登場

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9月に登場するとオフィシャルサイトで予告されていた、Lamy AL-Star のラグジュアリーバージョン、 LAMY Lx が登場しました。当初の9月はとっくに過ぎてヤキモキしていました。本国サイトではチラチラと情報が出ていたので夏頃から目は付けていたのですが、この記事もやっと日の目を見ました。

ラミーサファリの楽しさをそのままに、上質で使いやすい少し大人なアルスターベースの新シリーズ

万年筆という少々扱いにくいペンを日々使える楽しいステーショナリーに持ち込んだ LAMY Safari/vista シリーズ。親しみやすいルックスで多くの人に愛されており、はじめての万年筆がこの LAMY という人も多いのではないでしょうか。働いていても Lamy を使っている人を多く見かけるようになりましたが、2015年のオレンジモデル COPPER ORAGE の登場以降、AL-Star も見かけるようになりました。プラスチックのポップな LAMY Safari/vista の形状をそのままに、素材にアルミニウムを用いた少し大人な雰囲気を漂わせるのが AL-star です。

この AL-Star をベースに、より上品なたたずまいというか、質感と雰囲気にデザインしたシリーズが LAMY Lx です。写真を見て「わぁ、使ってみたい!」と思った人は多いのでは。さて、このカラー展開はどこかで見たことがある….。

iphone

なんとなく、iPhone のカラーリングに似てなくもない。いや、まんまだな(笑)。

LAMY Lx のペン先はポリッシュされたブラック。ロゴはレーザー刻印。プラスネジのようなワンポイントパーツも美しいカラーリングで実現。素敵な同色の美しいケースとともに発売されます。

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自分も LAMY AL-star の COPPER ORAGE をメインに使っているのですが(正確には LAMY AL-star に vista のペンパーツを装着している)、新色にチャレンジしてみようかと思ってます。万年筆はそう何本も同時には使えないので、未使用の限定モデルが貯まる一方なのですが。

万年筆をはじめるなら太さと色選びから

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ペン先は「万年筆ならではの書き味を楽しんでみたい」という人以外の、「現在はボールペンやサインペンだけど万年筆に興味がある」「手帳用のペンとして使いたい」という人は、EF(極細字)の一択かと思います。ちなみに、EF を選択しても個体差があって、若干太さの風合いが異なります(また筆圧が強い人は太めに出る)。現在メインの LAMY Al-star も Safari/vista の一番細い線を出すペンパーツを換装してそのまま使っています(くるくるくると回して付け替えるだけ)。

「少し絵を描く」というなら F(細字)でもいいでしょう。FとEFの差は結構ありますので、気をつけてください。カリグラフィをやりたいなら別シリーズ LMAY joy へどうぞ。

色はブラックでもいいのですが、やはり、「ブルーブラック」あたりが万年筆らしくていいかもしれません。白い紙にも合うと思います。最近のラミーは多色展開というか、いろんな色を出しているのですが、万年筆は使っていないとインクが固まって線が途切れやすくなるので、同時に何本も使うのは以外に難しいんです。なので、メインはブルーブラックかブルーを1本持って、あとはカラフルな色を1本、あたりがいいと思います。

初心者はカートリッジで十分です(私はカートリッジをメインに使ってます)。時間に余裕がある人はインクコンバーターと好きなインクボトルをどうぞ。ちなみにボトルのブルーブラックは古典インクと呼ばれる化学変化で黒くなる鉄イオン系のインクだったのですが、現在は耐水性に優れ発色のよいインクに変わっています。インクを選びだしたら、まぁ、実用ツールというより道楽の世界に入っていきそうです。僕にはその時間はしばらくなさそう。時間ができた時には古典インクはなさそう、うーむ。

ラミーのカートリッジを使っていれば、普通の手帳でもそんなに裏写りすることはないと思いますが、薄い紙の手帳を使っている人はあきらめてボールペンに戻りましょう。例えば、フランクリンプランナーの365日版だと紙が薄いと手帳の厚さをだいぶ減らせるのですが、僕は数年前からウィークリーのしっかりとした紙質のノートに変えました。

話は変わりますが、LAMY×LINE FRIENDS万年筆 (BROWN in the red) なんてのもあるんですね。ブラウンカラーのサファリは普通にあるぞ、と思ってよくみたらマットブラウンですね。っもう、際限ないです(笑)。
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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. ペリー より:

    ペはじめまして。的確な文章、素晴らしいと思いました。
    でもね、裏移りしない、にじまない、安いと良いことづくめのペリカンのブルーブラックは使われないのですか? 耐水性が必要なことってあまりないんですが、メモを濡らした時などはブルーブラックで良かったと思います。
    私はブルーブラックに決めているペンがあって40年以上使っていますが便利ですよ。色味は時代で随分かわります。昔ははっきりと青緑でした。国産かペリカン、パーカーの黒かブルーブラックのボトルって当たり前だったんです。
    なお、ペリカンのブルーブラックが普通の染料インクと混ざってもトラブルの経験はありません。もともと染料が入っているインクですし。

    LAMY Lx の検索でおじゃましました。Lx という携帯マシンを愛用しているもので。

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