Audio Hijack : Siri のセリフを録音する、Mac のタイマー録音も可能

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macOS Sierra がリリースされた。Mac から Siri が使えるようになったのだが、その声を録音してサンプルネタに使いたい人もいるだろう。Mac が取り扱うオーディオデータをタップするアプリ、Audio Hijack を紹介しておく。実際には「 Siri の声を録音したい」というより、 MASCHINE に CD や Amazo Music アプリからサンプルを直接送られれば便利だな、と思ったのだが。

Mac が扱うオーディオチャネル、Siri やビープ音のような System が扱うサウンド、ストリーミングや YouTube などのブラウザや音楽アプリなどのアプリケーションが扱うサウンド、外部オーディオのサウンドなどを録音することができる。このアプリケーション、かなり古くから存在している。2003年頃に、Apple の基調講演のストリーミング放送を Audio Hijack で録音して CD に焼いたりしてたので、もう10年以上前から存在する。

使い方は簡単。Siri の声を録音したいなら、下記のように設定する。System Audio を Recorder に接続して、モニタリングのために Output Device を設定する。あとは、左下の録音ボタンを押せばオーケー。
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Amazon Music や iTunes のオーディオを録音したければ、こんな感じ。最初を Application に設定すればよろし。
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かつては子供のために、朝のラジオ英会話をインターネット経由で拾って、Audio Hijack でタイマー録音し、オーディオデータを iTunes に登録、なんてことをやっていた。現在のバージョンでもスケジュールタイマー機能はちゃんとある。

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Mac のシステム環境設定 > 省エネルギー > スケジュールで「Mac を毎週日曜日の朝 6:55 に起動」。そして Audio Hijack で指定したブラウザで特定の URL にアクセス、7時から8時までブラウザ音声を録音、ということが出来てしまう。設定も実に簡単だ。

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トライアル版もある。気になった人は試して欲しい。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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