Native Instruments が MASCHINE 2.10 をリリース、パターンレコーディングをよりリアルタイム・シンプルに

RECORDING

MASCHINE と monologue を接続

Native Instruments が MASCHINE の最新バージョン、MASCHINE SOFTWARE 2.10 をいつもの Native Access を通じてリリースしているようです。

本アップデートでは、パターンレコーダーに変更が加わります。プレイの長さに応じてパターンレングスが自動的に延長されるようになり、事前にレングスの設定をする必要がなくなりました。パターンの開始点を変更することも可能になったので、レコーディング開始位置を事前に設定する必要も無くなりました。また、MASCHINE MK3とMIKROユーザーは、Smart Stripで再生ヘッドの位置を確認できるようになりました。

AUTO-GROWING PATTERNS

これまでは事前に設定が必要だったパターンの長さ(小節数)について、あらかじめ設定することなく録音を開始し、ストップを押した一番近い BAR にエンドポイントを設定してくれるので、録音した後にパターンの長さを調整すれば良い、とのこと。ちなみにパターンレングスを設定すれば AUTO GROWING PATTERNS 機能はキャンセルされる。

PATTERN OFFSET

パターン編集において、パターン内に編集ループを設定できるようになった。マーカーでスタートとエンドを設定すればそこを繰り返しプレイしてくれる。MASCHINE ハードウェアではノブ(3&4)でループの位置を設定できる。

SMART STRIP POSITION INDICATOR

MACHINE ハードウェアのスマートストリップでパターンの位置を操作できるようになった。これは便利だ。

そろそろ MASCHINE 3.0 が出てもいいんじゃないか、と思ってますが、コツコツと改善を加えて 10代目のアップデートとなりました。

Native Instruments グルーヴ制作システム MASCHINE MK3 Black
Native Instruments
¥76,300(2024/11/15 21:40時点)
サンプラー、アレンジャー、ミキサー、FX等を搭載したハードウェア/ソフトウェアの統合システム
NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ/グルーヴ制作システム MASCHINE MIKRO MK3
Native Instruments
¥30,800(2024/11/15 19:11時点)
パワフルなソフトウェアと優れた感度のハードウェアが連動した、コンパクトな音楽制作インストゥルメント。Pad modeでドラミング、Keyboard modeでメロディー演奏、Chord modeでコード進行の作成、Step modeでステップシーケンサーのプログラミングなど、16のパッドを使った4つの演奏モードを装備
RECORDING
この記事をシェアしてくれると、とても嬉しい😆
Follow Me !
波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

Follow Me !
WAVEFORM LAB

コメント

タイトルとURLをコピーしました