Native Instruments が MASCHINE の最新バージョン、MASCHINE SOFTWARE 2.10 をいつもの Native Access を通じてリリースしているようです。
本アップデートでは、パターンレコーダーに変更が加わります。プレイの長さに応じてパターンレングスが自動的に延長されるようになり、事前にレングスの設定をする必要がなくなりました。パターンの開始点を変更することも可能になったので、レコーディング開始位置を事前に設定する必要も無くなりました。また、MASCHINE MK3とMIKROユーザーは、Smart Stripで再生ヘッドの位置を確認できるようになりました。
AUTO-GROWING PATTERNS
これまでは事前に設定が必要だったパターンの長さ(小節数)について、あらかじめ設定することなく録音を開始し、ストップを押した一番近い BAR にエンドポイントを設定してくれるので、録音した後にパターンの長さを調整すれば良い、とのこと。ちなみにパターンレングスを設定すれば AUTO GROWING PATTERNS 機能はキャンセルされる。
PATTERN OFFSET
パターン編集において、パターン内に編集ループを設定できるようになった。マーカーでスタートとエンドを設定すればそこを繰り返しプレイしてくれる。MASCHINE ハードウェアではノブ(3&4)でループの位置を設定できる。
SMART STRIP POSITION INDICATOR
MACHINE ハードウェアのスマートストリップでパターンの位置を操作できるようになった。これは便利だ。
そろそろ MASCHINE 3.0 が出てもいいんじゃないか、と思ってますが、コツコツと改善を加えて 10代目のアップデートとなりました。
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