MachFive 導入までの道のり第3回。
怒濤のインストール作業が終わった。平日の夜、帰宅後のわずかな時間でも MachFive をいじってみたい。21時頃、帰宅した僕は音楽機材を立ち上げて PowerMac G3 に火を入れる。
「ジャーン、キュイーン」
PowerPC G3/700 アクセラレータ、ATA133カード、USB カード、SCSI カード、そして新しいハードディスクを搭載したフランケンシュタインのような PowerMac G3 Yosemite。起動中に固まる。カーネルパニックだ。んがー。
何が悪いのだ?購入したハードディスクか?Mac OS X 10.2.8 で強化されたメモリチェックにひっかかったか?古い方のハードディスクのドライバか?PowerPC G3 アクセラレータか?ATA133カードか?トングルを指したポートを供給するUSBカードか?
あぁ、全部犯人のような気がする。「もうだめだ ……. 」意気消沈し、Mac をそのままにしてテレビ番組に逃避する。
1時間後、原因究明に乗り出す。Mac OS 9 で起動して何よりも大切なハードディスクのバックアップをとる。膨大な量。この作業に2時間。ドライバが怪しい旧ディスクを初期化する。ダメ。USB は全部はずす。ダメ。ATA133カードのコネクトポートを変える。ダメ。CD 起動でDisk Utility の First Aid 実行、ダメ。アクセス権修正、ダメ。シングルユーザモードで fsck -y 実行、ダメ。セーフブート、オーケー???それならネットワーク隔離、ダメ。
疲れきってふと見ると MOTU 828 の電源が入っている。もしやと思って、MOTU 828 の電源を落として起動、おおおおおおおおおお起動する。MOTU 828 の電源を入れる、カーネルパニックがおこる。これだぁーーーーーーー。
「でも、FireWire ドライバは新しく入れ直したぞ。」とバージョンを確認すると 1.05 だ。MOTU に行ってみると 1.06 が置いてある。Earlier versions of the firewire driver may cause a kernel panic under 10.2.8. The current driver fixes this problem. とある。Date: 2003-10-01 、ホントか〜?
ということで、MOTU Firewire Drivers and Consoles OSX V1.05 はカーネルパニックを引き起こします。気をつけましょう。今日は疲れたので寝ます。僕の MachFive は呪われてるね。