思わず同じ題名だが、daily electronika. Blog 経由のネタ。
あの、M が Mac OS X 対応になった!!!!!!!!!!!!!
正直、音楽野郎にとっては、1984 の Mac の誕生以来の驚き。マジ、びっくり。ひっくりがえりますよ。「 M 2.6 features compatibility with OS X Core MIDI so you can use it to power the software synthesizers that sound great but are always need of better material. 」と書いてあるので嘘じゃないみたい。こりゃ買うぜ。買うしかないぜ。値段は、$74 、安い。安いぜー。
これはホント、ニュースですよ。
※ 追記:M とはどういうソフトウェアなのかカンタンに。基本的には自動的に音楽を生成するソフトウェアです。こだわりのある人ほど、「M とはこういうものだ」という解釈があるのですが、僕流の解釈では「Mac に音楽的な即興音楽を演奏させるソフト」となります。
M は音楽のパターン構成、調、スケールを設定することで無限に音楽を編み出します。Mac に音楽の属性を教え込むことで即興プレイをしてくれるわけです。例えば、ベースパートを担当させる場合、小節ごとのスケールを設定します。基本的にはこのスケールに伴い即興演奏してくれるのですが、ランダム度合いのパラメータを変えることで、バリエーションを生み出します。16 で刻んだり、フレーズでバキバキに動いたりといった演奏をするわけです。
最も M に担当させたい楽器にドラムがあります。基本的なビートを設定することでポータトーンにあるような機械的な伴奏をしてくれます。が、先ほどのランダム値を設定することで、どんどんアウトしていき、オマーハキムやスティーブガッドのような複雑なドラムパターンを演奏します。M が動作する Mac の演奏にインスピレーションを得て、即興演奏を繰り広げるのが最高の使用方法だと思います。
M は「コンピュータに楽器のクセ、音楽的なアルゴリズムを与えることで、無限の音楽的なパターンを生み出す」ことができますが、M の作者がこの発想を発展させて開発したのが、コルグのKARMA です。イメージつきましたか?
コメント
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Cycling ’74: M
Max/MSPなどで知られるCycling ’74から新製品の案内が来ていました。その中で、往年の名ソフトMのMac OS X版に関する項目がありました。「え?MってあのM?」と半信半疑でデモ版をダウンロードしましたが、それは間違いなくあのMでした。
M!
Macに興味を持ち始めた頃から、その名前は聞いたことはあったけれども使ったことの無かったソフト、M。このたびヴァージョン2.6となり、しかもOS Xに対応した!ということをN@blogさん経由で知りました。
こんばんは。
サイトにデモ版があったので落としてきて遊んでみました。
単純なリズムパターンを組んで手探りでしばらくいじってみたのですが、はまりそう…パラメータの設定次第で、パターンが面白いように変わっていきます。
最近かっこいいハイハットのパターンとか考えるのがメンドイので、それだけの為にでも買ってしまいそうです。
そういえば確か「東京ザヴィヌルバッハ」というグループがMをバックトラックに使っていたような気がします…。ついさっき思い出しました。
僕は Max/MSP とか全然分からないので、概要さえつかんでしまえば、
おぐらじおには向いているツールなにかもしれません。
ぜひ、使ってみて下さい!
(追記を読んで)
なぁるほど。Mは即興演奏をしてくれるソフトなのね。
使ってみたいなぁ。
はじめまして。
Mって、そんなにいいんですか?
だいぶ前の話になりますが、僕は1992年頃に水道橋あたりでやっていたMIDIフェアで白黒モニターのMacでデモされていたMを見て、ちょっといじらせてもらったんですが、そのときはなんかピンときませんでした。
MはMax/MSPやCubaseと連携できますか。
僕はMax/MSP、Pluggo、Cubase SXのユーザなので、興味を持ちました。