NI Battery 2

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NI Battery 2なんかどこも新製品ラッシュだけど、なんかあった?

Native Instruments Battery 2 が発表されました。非常にシンプルなドラム音源としての機能にフォーカスしたサンプルプレーヤーです。現行 Battery はセルが54個とちょっと少なめ。プロジェクトに使うサウンドだけを厳選すれば十分な数なのだが、よく使う音を並べてキット内で音色を選べるような「フェイバリットキット」を作るにはちょっと少ない。 N@Blog でも「セルがもっと欲しい」と何回も書いてきた記憶がある。

Battery 2 はセルが72個に増えた(うーむ、自由に増やすことはできないもんかな)。 Sound Engine はエンハンスされており、256 のステレオボイスを32 Bit で内部的に扱っているとのこと。レイヤーはグラフィカルマッピングエディターでエディットがしやすくなった。ドラム音源ならではのサウンドごとにフィルター、EQ 、コンプレッサー、モジュレーションをかけられて便利。バスドラのみをコンプしたりと自由度が高い。

Battery 2 には強力な 3.5G のドラムライブラリが付属する(スゲー)。このライブラリのためだけにでもアップデートしたいんだけど、サイズがサイズだけにオンライン販売はない。読み込めるサンプルフォーマットも増えた。Battery 2 は11月に出荷予定。229ドル。 Battery 1 からのアップグレードは 119ドル、もちろん 3.5G のサンプルライブラリーも付属する。

Battery はシンプルでプレイ指向の高いサンプルプレーヤー。 REX ファイルをドラッグすると順番にセルに並べてくれたりと非常に使いやすい。サンプルライブラリーのサウンドプレビューにも使っている。もちろんアップグレードするつもり。いやー、楽しみ。だけど、なんか冬にかけてカネがかかるなぁ。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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WAVEFORM LAB

コメント

  1. N@ より:

    国内のアップグレードの詳細が発表されました。
    http://www.midia.co.jp/… ■サービス開始日:2004年11月18日(木)
    ■バージョンアップ料金:¥15,000(消費税込価格¥15,750)
    バージョンアップキットを店頭で購入するか、MIDIAに申し込むかするみたいです。

  2. nativlog より:

    BATTERY2.0

    BATTERY2発表
    ●画面がでかくなった。(セルが増えたことを意味する)
    ●各機能(フィルタやLFO)がタブ選択式になった。
    ●付属ライブラリが3.5GBになった。
    など、自分的には、2を名乗るほどのバージョンアップか疑問だけどね。
    新しいサウンドエンジンとか言われて�…

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