Mac Power が今月の5月号からまた様変わりした。先月号から「来月号から変わるぞ」みたいな話(じゃぁ、4月号を買った人はどーなるんだ)があったのだが、また変わりました。パソコン雑誌はクリエイティブ雑誌になり、今回はクリエイティブ&ファッション雑誌になったようです。
Mac が「クリエイティブ」な世界や「デザイン」、もしくは「ライフスタイル」と強く結びついた存在なのは理解できる。 Web クリエーター向けマガジンの MdN は創刊当時 Macintosh Design Network という名前であった。パソコン雑誌に「ライフスタイル」を取り込むことに成功したのは Mac LIFE だと思う。で、パソコン雑誌の中でも深く技術面を掘り下げていたアスキーの Mac 系雑誌 Mac Power も Mac を離れていく。
前回の Mac Power の方向転換により、クリエーターと呼ばれる人達がわんさか登場する雑誌になった。今回もその方向で、Pen やファッション系雑誌の味付けが付いた感じだ。
でもさ、登場するクリエーター達が情報源として Mac Power は読まないだろうよ。「学校を作った人はその学校には行かない」という考え方もあるけど、僕の興味の分野では、例えば Mac Power が DAW ソフトウェアや楽器、レコーディング機材、音楽制作業界ネタ、テイトウワのインタビューなんて掲載したところで読まない買わないですよ。浅すぎて。
Mac Power の面白さは、そういうクリエイティブな人達にコンピュータテクノロジーを啓蒙し、その人達の情報源となっていたところだったと思うんだけどなぁ。編集サイドからすると、「わかってますよ、そんなこと」であり、「でも、それだけでは食えませんよ」という難しいテーマなんだろうと思いますが。
かつて長く愛読していた Mac Power が想定する購読者から自分が外れてしまったのが悲しいだけなのかもしれません。なんか残念。
コメント
Mac Power
Mac Power が今月の5月号からまた様変わりした。 パソコン雑誌はクリエ…
前にも書いたけど、雑誌でじっくり読みたい記事ってあると思う。
インタビュー記事や深い考察とか推敲されたきちんとした文章とか。 Mac の雑誌でいえば、 Mac People あたりが Mac 雑誌の役割を担うのかも。
Mac Power見ましたが、なんかMacの雑誌に思えず。
求めているのは、周辺機器とかTipsなど、本来製品など買わないと
得られない情報とかをゆっくり雑誌で読めることだけど。
MacLIFEは愛読してたけど無くなって。
今はMacFanだけど、昔の勢いもなく、なんとなく寂しいですね。
インターネットの普及が影響しているとは思うけど、
雑誌って必要なんだよね。
自分で欲しい情報探すのはインターネットって便利なんだけど、
それ以上の物を得られない。
自分の今ある興味の枠から、なかなか抜けられない。
視野がそれだけになっちゃう。
雑誌だと、いろんな分野の記事があって、新しい発見、出来るのにね。