明かされるiPhone誕生秘話、ジョブズ氏の最後通告も | Wall Street Journal 日本語版 の記事を紹介しておきます。現在、 Apple のユーザインターフェイスチームの技術者で初代 iPhone の担当者だった Greg Christie が語る iPhone 誕生秘話です。
クリスティー氏がアップルに入社したのは1996年。短命に終わったタッチペン式の携帯情報端末(PDA)「ニュートン」の担当だった。ニュートンは余りに重く高価で、ソフトが複雑すぎた。この失敗にもかかわらず、クリスティー氏はポケットサイズの強力なコンピューター機器への関心を失わなかった。
やはりか。やはりそうだったか。さすが Newton Technology。あれに関わった人が、あの世界への探究心を簡単に失ってしまう訳はない、と思ってた!
この記事からそこを引用するかと思われるでしょうが、これは強調しても強調したりないですよ(笑)。
当時、Newton の専門サイトをやってたんだけど、Newton ユーザでもある某氏が Apple に転職した時の話で、「(クパチーノの)Apple の社員に MessagePad 2100 を見せると、スゲーって集まってくるんだ」「なんと、Newton 知らないんだよね」という状況を聞いていた。2001年くらいだっけな。 Apple の中での Newton って急速に終わっちゃったんだろうか、シクシクと思ったもの。
しかし、Newton に関わっていた技術者は iBook プロジェクトに配転されたという話は有名だし、2000年に登場した Mac OS X の Dock アニメーションには Newton のアニメーションと同様のものが再現されていたり、「おぉ、頑張ってるな、元 Newton チームメンバー」なんて思ってたのですが、まさかオリジナル iPhone の開発メンバーだったとは!
うん、いい話だ。ということで紹介しておきました。Newton すごい。
ん?そういえば、Newton の電話デバイス ってあったな。ダメだ。これをいくら頑張っても iPhone にはならなそう。
コメント
僕のMP2100はまだまだ元気に動いています。
いいね!塗装が剥げてきてませんか?
よい記事でしたよね!
Newtonユーザの元気が出る良い記事でした。
やっぱりというか、Newtonファンとしては涙ものの記事ですね。これからもNewtonネタ、期待してます。Newton@万歳! (^^)
Newton 万歳!