iPad Air でキングダム、そしてオンガクへ(その1)

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iPadOS

iPad Air を使っている。iPad Air を何のために買ったかといえば、音楽制作のためだ。音楽アプリを使うことを想定して、待ち焦がれていた iPad mini の新モデルではなく、画面の広い iPad Air を選択したのだ。

けど、現実はどうか。購入後、iPad Air でやったことといえば、キングダムの電子書籍を全巻読んでみたり、ブルーピリオドを全巻読んでみたり、PlayStation 4 の Devil May Cry 5 をクリアしたり、Amazon Prime で映画観たりと、全然音楽制作に使っていないじゃないか(自嘲)。

「なんで気が進まないかなー」と思っていても仕方がないので、今週から気合を入れて iPad でオンガクすることにした。

KORG Gadget for iPad + nanoKEY Studio のスーパーコンボ

iPad nanoKEY Studio
iPad でオンガクといえば、KORG Gadget だ。KORG Gadget でスクラッチからトラックを作りはじめる。週末初日、喫茶店に iPad と KORG nanoKEY Studio を持ち込む。nanoKEY Studio は Bluetooth で iPad と接続し、KORG Gadget でも専用のプリセットを搭載しているスグレモノだ。簡単に KORG Gadget のコントローラーとして接続できる。電池で稼動することで給電の心配もない。

で、使ってみてどうか。

ダメですよ、これ。Bluetooth タイムラグがありすぎ。鍵盤はしっかり弾けるタイプだけど、これは弾けない。「鍵盤が弾ける人って、逆に鍵盤っぽいもの弾けなかったりするんだよね」なんて自分に言い訳。

そんなはずはない。世の中には、この KORG Gadget と nanoKEY Studio のツーマンセルでガンガン音楽を作っている人がいっぱいいるんだ。

じっと手をみる。

そして喫茶店でキングダムを読み始める。

波形研究所長
波形研究所長

麃公将軍…(涙)

iPad のノート修正に玉砕


「nanoKEYStduio、USB で接続すればいいのか。もしくは、nanoKEY Studio で荒く入力した上で、iPad 上でタイミングやレングスを修正すればいいのか。それじゃ、メロとかソロとか面倒だぞ。」

とりあえずガチャガチャ入力する。うん、聴くに堪えない MIDI データ。iPad で修正する。

むずい。

ノート開始ポイントやレングスを思った位置に持ってこれない。Mac の KORG Gadget ならサクサク進む微修正が油彩絵画を指で描いているがごとく、一挙手一投足(足は使ってない)進みが悪い。

「これは慣れだ」と粘る。ドラムトラックのハイハットのベロシティを修正したいが、iPad 版の KORG Gadget はノートを選択すると「コピー」「削除」のコマンドメニューが開いて、ベロシティウィンドウが開けない。おいおい(涙)。

俺って iPad DTM めっちゃヘタかも。

とへこたれる。みんなどうやってるんだろう…。キングダムの続きを読み始める。

波形研究所長
波形研究所長

成蟜、アイツいいヤツなんだよ、変わったんだよ…(涙)

生産性が Mac に比べて低すぎる、新たな対策方法は?

作れるには作れるけど、いかんせん、時間がかかる。操作に手間取るとその分、トライ&エラーをする時間がなくなる。iPad でのトラックメイキングは生産性が低いな、と思う。もちろん、慣れがスピードを生む。習熟がプロセスを作る。もっと突っ込んで使わないとダメだ。

一方で、iPad でのノート修正やオートメーションは問題だ。「正しくポイントする」のが下手だ。Mac だと右手のマウス(トラックパッド)で位置を変更しながら、左手でトラックの再生・停止をすることで「確認プレイ」をガンガンできるが、iPad では無理だ。一発で思った位置に持っていけるといいのに。

「ん?ひょっとして、自分はトラックメイキングを グアチャガチャガチャー!!!とやるタイプなんだが、これが間違ってるのか?スタバでコーヒー飲みながら優雅に iPad の画面をタップするべきなのか?」

いや違う。iPhone で DTM する人は電車の中でもガンガンにトラックメイキングしてる。そんな優雅でハイソな人間はきっと Garageband か何かでループを並べているだけなんだ。たぶん。

問題はポインティングだ。

どうにかして正しくポインティングができれば。ポインティングさえできれば…。

iPad Draw Apple pencil

あ、アポーペンがあるじゃないか!

画は描かかないし値段も高いので Apple Pencil は買ってなかった。あれがあれば正確無比なポインティングができる。ペンでにゅ〜っとノートもひっぱれるはずだ!

iPad - Apple Pencil

にゅ〜と描ける、スタバでもドヤ顔(イメージ)

ということで、週末 Apple Pencil を買いに行こうと思う。Apple Pencil と KORG Gadget とのカップリングによるトラックメイキングのインプレッションはネクストウィークに!

Apple Pencil (第1世代)
Apple(アップル)
長さ:175.7 mm(先端からキャップまでの長さ)
Apple Pencil(第2世代)ワイヤレス充電
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iPad Proのための新しいApple Pencilは直感的で、精密で、魔法のよう。メモを取るのも、文書を書くのも、絵を描くのも、これまで以上に快適になります。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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