さぁ、いよいよ2005年も本格スタート。アップルコンピュータも外資系企業だけあって、正月明けにいきなりの 価格改定(かなりの商品数)を実施、バージニア工科大学の System X で先行導入されていた XServe G5 のクロックアップバージョン、Xsan ストレージエリアネットワークファイルシステムと矢継ぎ早に製品発表をしています。たいしたもんです(正月無視で働いている社員が)。
1月10日からは Macworld San Francisco があります。 Steve Jobs のキーノートは11日、日本時間で1月12日の午前2時です。今回、N@Blog では恒例のエキスポ予想は行いません。かわりに、2005年に Apple に起こるだろうことを予想してみます。
2005年の Apple Computer
「Apple の企業戦略はイノベートだ」というわりに製品投入は実に慎重で用心深い Apple 。これまでも「出しそうで出さない」商品が多かった。それでも N@Blog は2005年、Apple はパーソナルコンピュータ会社からの脱皮を本格化すると予想する。新しいカテゴリのコンピュータ(というかデバイス)が登場し、「デジタルライフ= Apple 」のような戦略を展開する。
具体的じゃない(笑)? 初期の iMac ブームに匹敵するデバイスが登場する。非常にリーズナブル(ではあるが、投げ売り状態ではない価格帯)なワンパッケージデバイスだ。巷ではディスプレイなしの iMac が噂されているが、ずばりタブレットだ。 Cube 型のベースステーションとタブレット型のデバイスという組み合わせ。タブレットコントローラーにはキーボードはない。リビングにおけるワイヤレス・デジタルデバイス・コントローラーとなる。本体は非常にコンパクトでデザインもシンプルなミドルクラス Mac だ。リビングに置いても遜色ないデザインと静音性能を備え、 AV 機器とのコネクティビティを重視された設計になっている。
iPod は音質の向上が早期に実現する(というか祈ってます)。 iPod mini / iPod / iPod photo のラインナップは変更なし。予想されていたフラッシュメモリ iPod はなし(と思うけどなー)。 iPod video もなし。あと Newton が復活するというのは毎年言っているので、今年も言っておく(笑)。ただ、 iPod のように「どこでもいっしょ」的なデバイスは欲しいところなんだけど、 PDA カテゴリは業界的に冷えきっているので難しいだろうなぁ。
ソフトウェアサイドでは、「ベーシックな環境として必要なものはすべて用意される」がテーマ。 iLife + AppleWorks 改訂版だ。 iLife は AV 機能を統合する「入口」のようなソフトウェアが登場する。 AppleWorks は学校で使うだろうソフトはすべて用意されると思う。 Mac OS X 10.4 Tiger は Mac OS X 10.5 というネーミングで4月に登場する。ちょっと地味な感じがするが、前述のヒットデバイスの輝きのおかげで順調に売れる。できれば未公開のソフトを入れて欲しいところ。プロ向けのプロダクトも地味ながらアップデートする。
既存プロダクトのアップデートは、iBook / PowerBook が1月、Power Mac G5 が5月、 iMac G5 が夏、 PowerBook G5 の登場は秋発表のクリスマスシーズン出荷という感じ。 iTunes Music Store の日本上陸は3月。大ヒットするだろう。
という感じでどうでしょうか。
コメント
500ドルMacってこんなん?
今度のMacWorld Expo/SFは久々に期待が持てそうな雰囲気が漂っています。
AppleWorksのリファインであろう(違う?)iWorksも興味ありですが、やっぱり最も注目されているのは「500ドルMac」ではないでしょうか。
現在の噂では、比較的プレーンなG4マシンで、�…