Amazon が機械学習で音楽を生成する AWS DeepComposer を発表した。クリエイティブツールというより、機械学習の比重が高い内容になっている。
AWS DeepComposer とは?
教師学習を必要としない GANs – Generative Adversarial Networks(敵対的生成ネットワーク)という機械学習技術を活用し音楽を生成する。音楽ジャンルに関する2つのニューラルネットワークを相互に比較学習することで、ユーザが入力したメロディに対して音楽を AI で生成するというもの。
「これはクリエイティブだ!」とは全く思えないが、技術概要はこういう感じ。
- 専用の AWS DeepComposer Keyboard か AWS DeepComposer 仮想キーボードを経由してコンピュータにメロディを入力する
- プレトレーニングされた音楽ジャンルモデルを仕様して、オリジナル楽曲を生成する。ロック、ポップ、ジャズ、クラシック、もしくは Amazon SageMaker の GAN アーキテクチャーを用いて自分で作成したカスタムジャンルを適用できる。
- 生成した楽曲は簡単に SoundCloud でシェアできる
デモビデオでは、若干のメロディを弾くだけで、シンセコード、ベース、ドラムなどの演奏を加えてくれる。うーん、それってどうなの。
ということで一応、紹介しておきます。こっち方面の AI 適用がビジネスになれば仕事にできるなぁ。
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