少し前に、モバイルに最適な MIDI キーボードを紹介するエントリーを作ったんだけど、Novation から Launchkey mini の第3世代、Launchkey Mini Mk3 が発表された。
以前、実際に店頭で触って、いい感触だったのでエントリーの冒頭で紹介している Launchkey Mini だが、今回のバージョンは非常に高度なアルペジエーターや Fixed Chord モードを搭載し、高性能なコンパクト MIDI キーボードに仕上がっている。
第3世代の Launchkey Mini MIDI キーボード
今回の Launchkey Mini は大幅なアップデートがあった。わかりやすいところで、コンパクトなサイズそのままにピッチベンド・モジュレーションをコントロールするスライドバーが左上に搭載された。これで、MIDI の打ち込みは完結できるようになった。
そして、高度な Arpeggiator が搭載された。アルペジエータをかけるキーを記憶するラッチは当然あるが、
上部に搭載されたノブの5つが、アルペジエータのテンポ・スィング・ゲート・ミュート・デビエイト(いくつかの発音をミュートしてバリエーションを作る)をコントロールする。アルペジータに専用のノブを搭載するアイデアは珍しい。Novation らしいアイデアだ。90秒ほどの簡単なムービーが用意されているのでチェックして欲しい。
Fixed Chord モードも今回搭載された。これも便利そうだ。コード固定モードをきちんと搭載している MIDI キーボードは Arturia KeyStep くらいだったが、これで Novation Lauchkey mini も「使えるコンパクトキーボード」の仲間入りだ。これもムービーをチェック。
Ableton Live control をうたっているが、他の DAW でも十分使える。
Sweetwater の販売価格をみる限り、前モデルの Launchkey Mini Mk2 とどう価格帯で発売されるようだ。これは買いだと思う。
コメント