あぁ、とりとめもない話は「本日のトーク」で書くことにしていたのを忘れてた(笑)。ということで徒然に本日のトーク。
昨日、WWDC Keynote Address を見ました。 QuickTime 7 MPEG4 のストリーミングは実に奇麗でしたね。なんか小さいウィンドウでモノラルで放送していたのが懐かしいくらいです。僕のハードウェアは PowerBook G4 667MHz と、今となっては古い機種。それでも技術が進化すれば、ハードウェアの上で実現されるものの質が向上するわけで、ソフトウェアの技術力というのは驚くものがあります。
例の PowerPC からインテルプロセッサの移行も、 Mac OS 9 から Mac OS X の移行(実際のところ、この時はオペレーティングシステムを全く違うものに移行したのだ)よりは影響が少ないようだ。インテルプロセッサ搭載の Mac ではサードパーティにより Windows が動作するようになるだろうし、 Apple はそれを阻止することはしないとコメントしているので、 Mac も魅力も増すだろう。
今後は Power PC G5 が 64 bit だとか、 AltiVec が凄いだとか、プロセッサの機能を差別化にはできなくなるあし、そういう意味で現行の Windows マシンと同じ土俵で戦わなくてはならないので、数年のスパンで見れば、 Mac はよりユニークな存在へと変貌を迫られるかもしれない。なので、この動きには好印象だし、歓迎している。
心配なのは Apple ではない。 MOTU だ(苦笑)。 PowerPC G4 AltiVec に事実上、最適化できなかった MOTU が、インテルプロセッサ対応版を作ることができるのだろうか。未だに Carbon / Metroworks で作っているような気もする(苦笑)。 Mac&Rock! で Kazu 氏が書いているように、PowerCore のような外部 DSP や PCI Bus に指すようなオーディオインターフェイス、プラグインソフトウェアもイミグレーションできるのだろうか。 AtliVec を多用する某リバーブなんてどーなるんだろう。
ま、手元にある Power Mac G5 2.5G Dual はまだまだ使えそうなので問題ないけど、ハードの購入時期よりも、小規模でニッチなディベロッパーが心配だなぁ。
コメント
インテルプロセッサで Power PC 用の既存アプリを動作させる「ロゼッタ」は
AltiVec を使う機能は翻訳できない。こんなところで AltiVec に最適化していない
メリットが出てくるとは! > dp
安定して、しっかり動くことが感じだよ、 DAW は。