非常にお得な DVD を見つけた。NIGHT SCHOOL AN EVENING WITH STANLEY CLARKE & FRIENDS(夜間学校、スタンリークラークと仲間の夕べ、といったところか)。スタクラのライブだけど、そのゲストがヒジョウーに多彩。
ベースの大御所系では Marcus Miller、Brian Bromberg、Jimmy Johnson、なぜか Billy Sheehan や Flea などの強力な顔ぶれ(他にもいるけど、知らん)。これもなぜか Sheila E.(久しぶりに動いているの見た)、ギターは Paul Jackson Jr.、 キーボードはスティービーワンダー!!(なぜかカタカナ)、気がつけばドラムに Lenny White がいてほとんど Return to Forever 。しかも普通に後ろで Stewart Copeland が叩いてる!なんかその夜空いているミュージシャンがおしかけたようなイメージで、総勢 33 人のゲスト。よくもこんだけ集まったもんだ。
しかも、僕が買った輸入版は 2,500円ほどで、日本の正規版でもアマゾンで 2,600円。1人あたり108円ほど(笑)。コストパフォーマンスもかなりいい。フュージョン好きには自信を持ってお薦めできます。
演目もいい。 Goodbye Porkpie Hat(メロディはもちろん Stanley Clarke、例の Mingus もびっくりアレンジ)。 Steive Wonder が一緒じゃないのが残念だが、ちゃんと Coltrane の Giant Steps をやってくれている。レッチリの Flea とはなんかタワーオブパワーみたいな曲をやっている。 Sheila E. と Stwart Copeland のドラムバトルも見れる。
School Days という曲では、ベーシストが 11人もならぶ(笑)。先ほどあげたベーシストが狭いステージに横並びで、とにかく狭い。通勤電車なみで誰もネックを振り回せない。各自順番にソロをまわすが、みんなバカテクなので少々のことでは驚かない自分が怖い。 Flea のフュージョンっぽい弾きまくりソロがかっこいい。Bunny Brunel はハーモニクスでフレッテッドでフレットレス調ソロをぶちかます。もちろん速弾きもエイトフィンガーもやる。Billy はもっと速く弾く。次のベーシストが可哀想だ。というか、行列待ちのベーシスト達が暇そうだ楽しそうだ。Brian Bromberg はほぼピッチシフター+ディストーションでギターソロ(いや、ピッコロベースか?)。最後にトリを飾るのは Marcus Miller 、いつものソロ。スタクラとの掛け合いがいい。端で手拍子している Flea が借りてきた猫みたいにおとなしい。
とまぁ、凄い DVD です。ファンは一度お試しあれ。
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