ロルト:iPhone 専用のスクリーンプリンターを買ってみたに続く第2回。前回はロルトを開封してセッティング、使おうと思ったら「用紙がない」というところで終わりました。なんとか用紙を入手して印刷してみました。もう1週間も経っており購入した時のウキウキなテンションはありません。
用紙はアマゾンで1ロール 580円(4m)。iPhoneの画面を印刷すると 9cmほどになるので、iPhone 画面印刷で45回分、メモ印刷で80回分というところでしょうか。裏面に糊加工された用紙は思ったより薄く、まぁ、厚手のレシートみたいな感じです。
まずは用紙をセットします。用紙をとめているセロファンテープがうまく外れないので最初の12cmくらいを無駄にすることでしょう。セットは用紙端の頭出しを調整しながら本体に放り込めばオーケー。非常に簡単です。
用紙をキチンとセットし、Wi-FiダイレクトモードでiPhoneと接続すると、ロルト全面のライトがグリーンに。アプリを開くとロルトアイコンが今度は「印刷できます」とコメント。
では写真を印刷してみたいと思います。写真を選択するとプレビュー画面になります。印刷はモノクロ印刷(濃度/明るさを調整可能)とグレー印刷を選択できます。コメントを書き込めるペン(太さは3種類選べます)、トリミングをすると(画像中央)印刷する用紙の長さが右に表示されます。真ん中のアイコンをタップすれば印刷開始です。
楽しげなコトコト音をたてながら印刷していきます。印刷は迷うことなく瞬時に動きだし非常に手軽です。印刷ハードウェア特有の動作音に胸が高まります。かわいい印刷動作にテンションが戻ってきました。「出来た!」。用紙をビリッと切り取って完成です。
「…..。」勢いよく破ると用紙の裏側中央に走る「糊保護面剥がしガイド」にそって縦破れしました。おいおいおい。「そんなはずでは」ともう一度チャレンジ。中央部分に注意して破るとなんとか無事に、いや、少し破れた。まぁ、あまり神経質になることもないんでしょう、実際は。用紙というよりロルト本体のカッターの切れ味が悪いんでしょう。
感熱紙なので印字された感じはまぁ、レシートという感じ。ここは問題なし。メモという観点からは必要十分です。
まぁ、こんな感じかな、という印象。業務用でバリバリ使うものではなく、リビングや自分のデスクに置いて楽しく使えばいいんだと思います。はっきりいって用紙ロールが本体に付属していたら、もう少し楽しく使えたのかもしれません。
こういうガジェットは楽しさ優先だと思うんですよね。数日あけば冷静になっちゃいますから、用紙が破れれば「なんだ、これ!」となります。もし最初に箱を開けた楽しい中で同じことが起きたなら、「あららら、気をつけなきゃ!」くらいで済むでしょうし、使いはじめればそんなに問題にはならないでしょうから。ここら辺、メーカー企画担当者の最後の最後の拘りが欠けちゃった感じです。プリンタとしては面白いです。アプリをきちんと iOS 8 の機能拡張に対応させれば買った人の満足度は高まると思います。
コメント
うーん、小学生の息子も別売りってのはどのサイトでも書いてあるのでわかるっていってます。セットのものか、一緒に購入すれば良いだけでは?
今年に入ってセット品の発売がはじまったんですね。